2015.09.24

知っておきたい!電動シャッターあれこれ

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

今日は秋晴れの良いお天気となりました。

秋晴れ

 「天高く、馬肥ゆる秋」

秋は空気も澄んでいて、空も高く感じられ、馬も肥えるような収穫の季節。
でもなぜ、秋は空が高く感じるのでしょうか?

調べてみると、空の透明度に関係があるようです。
夏は南の太平洋からくる「海育ちの高気圧」に覆われて晴れますが、
秋になると今度は大陸から移動してくる「陸の高気圧」に覆われて晴れるようになります。

「陸育ちの高気圧」は「海育ちの高気圧」よりも水蒸気の量が少ないため、秋の空は青さが濃く、
空が澄んで高く見えるのです。

 

 

本日は沖田が、住宅設備の中でも人気のある「電動シャッター」について書いてみます。

一昔前なら、窓には「雨戸」を付けていましたが、
これに代わって、最近では「シャッター雨戸」を設ける住宅がほとんどです。

シャッター雨戸

 シャッターボックスもコンパクトで、「戸袋」が付く雨戸よりも
見た目も使い勝手も良くなるのがその理由です。

「シャッター雨戸」は手動と電動があります。

数年前なら、「シャッター雨戸」と云えば手動タイプが主流で、
電動タイプは一般的にあまり普及しておらず、とにかく高額でした。

ところが最近では、防犯対策にもなることから普及しており、
価格もこなれてきて、今では私たちも当たり前のようにご提案しています。

 

 

電動シャッター雨戸を設置するメリットは、なんといっても「開閉のしやすさ」です。
手動シャッター雨戸も、雨戸よりは楽に開閉できますが、やはりちょっと面倒に感じます。

 

以前、某セキュリティ会社の営業マンに聞いた話では、
最近の泥棒は狙いを定めた家を入念に下調べするとのことでした。

その家の家族は何人で、一日のうち何時頃が留守になる、など。
例えば、小さなお子さんのいる家庭なら、お母さんが朝、子どもさんを幼稚園に送る時間帯を狙うそうです。

もちろん外出する時は、窓も勝手口も玄関ドアも施錠されるはずですが、
ちょっとした外出の度に「雨戸」まで閉めたりしないのでは?

泥棒にとっては、普通の一枚ガラスを破るのはいとも簡単。
たった数十分後に帰宅してみると・・・
「しまった!やられた」となるそうです。

 

 

そこで、「電動シャッター雨戸」の登場。
開閉操作はスイッチを押すだけです。

電動シャッタースイッチ

「電動シャッター雨戸」なら、先に述べたようなあわただしい朝のシーンでも
頻繁にシャッターを閉める習慣が身に付きそうです。
もちろん、その気になればシャッターだって破ることはできますが、
その手間を考えると防犯面である程度の効果は期待できるはずです。

住宅街を夜間歩いてみると、雨戸をきっちり閉めて就寝されているご家庭は
意外に少数派のようです。分かってはいるものの、やはり開閉が億劫なようですね。

 

また台風や豪雨の時、手動タイプなら濡れるのは覚悟して窓を開けての操作となりますが、
電動ならボタンひとつで完了です。
高齢の方や子どもさんでも簡単に開け閉めができることも大きなメリットといえます。

 

 

採用いただいたお客様の満足度が高い「電動シャッター雨戸」
いろんなタイプがあるので、ご紹介します。

【スリットシャッター】

シャッターを構成しているスラット間に設けられたスリット(通気孔)から、
光と風を取り込むことができるシャッター雨戸です。

スリットシャッター①

スリットシャッター②

画像は三和シャッター製の「マドモア スリットS」
三和建設のRC住宅でよく採用している商品です。

「とにかくエアコンが嫌いなので、夏は窓を開けて就寝したいけど防犯は気になる・・・」

こんなお客様にはぜひおすすめしたい商品です。

気になる価格は、上の写真くらいのサイズなら、実売で20万円前後となります。

 

【ブラインドシャッター】

シャッターとブラインド機能が一体になった電動シャッターです。
シャッターを下ろしたままで、スラットの角度調整ができるので
外からの目線を遮ったり、通風や採光の調整が可能です。

ブラインドシャッター①

ブラインドシャッター②

写真は三和シャッター製の「マドモア ブラインド」
こちらは通りに面したリビングやダイニングによくご採用いただいています。

外から開閉の様子を見ると・・・

ブラインドシャッター開閉①

開閉途中ではスラットは水平のまま。

もちろんこの状態で止めることも可能ですので、
陽射しが上から差し込む夏場は重宝しそうです。

 

ブラインドシャッター開閉②

スラットが下まで降りました。
この状態になると、スラットの開閉角度の調整ができます。

 

ブラインドシャッター開閉③

完全に閉めた状態です。

 

こちらのブラインドシャッターは、さすがにちょっと値が張ります。
上の写真サイズくらいなら、30万円前後でしょうか。

 

 

「電動シャッター雨戸」を鉄筋コンクリート住宅に設置するには、
あらかじめ納まりの検討や電源の確保が必要なので、まえもって設置場所を決定していただくよう
お願いしています。

住宅設備機器の中でも、特に満足度の高い商品ですのでぜひご検討ください。


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