2016.11.20

医院建築プロジェクト・・・杉板型枠の打ちっ放し仕上げがあります

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
  
 

こんにちは。
RCギャラリー西宮の松井です。

今回も、大阪堺市内で建設中のK医院の現場進捗状況をお伝えします。

大阪堺市内で建設中のK医院の現場進捗状況

 

現在は、1階外壁側の型枠を建て込んだ後、壁の配筋工事の真っ最中です。

1階外壁側型枠-建込後、壁の配筋工事

この後、壁の中に設備配管を仕込んでから、内側の型枠「返し型枠」を立て込みます。

1階部分の床に畳二枚分ほどの開口のある箇所がありました。

1階部分床-畳二枚分ほどの開口

ここはエレベーターを設置する位置周りです。
エレベーターを設置するには、最下階に床に「ピット」を設けなければなりません。

K医院のエレベーターは業務用9人乗りのロープ式タイプですので、
昇降路の寸法は約2M×2Mとなっています。

建て込んであるオレンジ色の型枠に交じって、一部木目が見える箇所がありました。

オレンジ色の型枠に交じって、一部木目が見える箇所

医院のエントランスホール前風除室の壁には「杉板型枠打ちっ放し仕上げ」を採用しています。
通常の打ち放し仕上げと異なり、杉板型枠を用いると木肌がコンクリートに転写され
意匠的なアクセントになります。

杉板型枠を用いると木肌がコンクリートに転写

上はRCギャラリー西宮の杉板型枠打ちっ放し壁です。
少し色が付いていますが、塗料で着色したわけではありません。
型枠に用いた杉板のアクがコンクリートに移って、やわらかな表情の打ちっ放しとなります。

RCギャラリー西宮でも、屋内の玄関壁の一部に杉板型枠の打ちっ放し壁を採用しています。

RCギャラリー西宮でも、屋内の玄関壁の一部

ご来場頂いたお客様からも、『この仕上げはいいですね』となかなか好評です。

こちらのK医院様でも、患者さんが初めに目にする場所なので、良い仕上げになるように期待しています。

※前回の記事はこちらから→医院建築プロジェクト・・・基礎工事が進行中!
※続きはこちらから→医院建築プロジェクト・・・もうすぐ上棟です!

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