宅地の安全を確保するために・・・間知ブロック積み擁壁工事

おかげさまで創業52年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

皆様、こんにちは。
RCギャラリースタッフの吉川です。

梅雨の合間の晴れ間で、日中は30度近くまで気温が上昇する日も増えてきました。
まだ暑さに体が慣れていない時期ですが、
水分と睡眠をしっかりとって、夏バテしないように自己管理をしたいものです。

今回は芦屋市の鉄筋コンクリート造3階建住宅現場での
石積み擁壁工事の様子をお伝えします。


石積み擁壁工事の様子


敷地内にはもともと土留めの擁壁があったのですが、調査の結果、安全性に欠けることが分かり、
新しい擁壁に積み替えることになりました。

古い擁壁を撤去し、基礎を作るための掘削をおこないます。


山手エリアでの工事 地面を掘ると思わぬ障害物が出てくることもあります


山手エリアでの工事ではよくあることなのですが、
地面を掘ると思わぬ障害物が出てくることもあります。

今回は直径1M以上もある大きな石が出てきました。
なんとか重機のバケットで搬出することができましたが、
もっと大きなものなら別手配の重機で粉砕することになります。


 間知(けんち)ブロック基礎の打設状況


間知(けんち)ブロック基礎の打設状況です。
間知ブロックは傾斜をつけながら積んでいくため、基礎も斜めに造るのです。


間知ブロックは傾斜をつけながら積んでいくため、基礎も斜めに造るのです


間知ブロック擁壁はL型擁壁など他の擁壁と比べて工事費用が安く済むメリットがあります。
また掘削する土の量も少なく施工も容易です。

ただし擁壁表面に傾斜を設ける分、敷地の有効面積が減ってしまうので、
敷地をできるだけ利用されたい方にはL型擁壁や重力式擁壁を検討されることをお奨めします。


石積み擁壁は古くから敷地のかさ上げ時や城壁にも使われてきました


石積み擁壁は古くから敷地のかさ上げ時や城壁にも使われてきました。
全国各地でいろんな石を利用して、いろんな積み方で施工されて来ましたが、
鉄筋コンクリート技術の普及によって最近では専門の業者さんも少なくなっています。

またかつて自然石を加工した間知石が使われていましたが、
現在はコンクリート二次製品の間知石ブロックを用いるのが主流となっています。


安全性を確保するために定められた施工順序で進められる作業工程を見ていると、
普通のコンクリートブロックを積んだだけの安易な擁壁が、
どれほど不安定なのかあらためて知ることにもなります。

 

※前回の記事はこちらから→ L型擁壁はこんなところを検討します!・・・RC住宅「芦屋の家」擁壁工事
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