2018.02.18

どっちがお得?「ガス併用住宅」と「オール電化住宅」

おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

皆様、こんにちは。
RCギャラリースタッフの吉川です。

羽生君、やりましたね。金メダル!
オリンピック2大会連覇はなんと66年ぶりだそうです。
この4年間、怪我やプレッシャーなど、いろんなことがあったでしょうが、
ひたすらスケートだけに打ち込んで夢を叶えた姿に感動しました。
本当におめでとうございます!

 

マイホームをお考えの方は、マイホーム手に入れた後の毎月の光熱費は、とても気になるポイントです。

「ガス併用住宅?それともオール電化住宅?」

今回は光熱費のシミュレーションについて、現在提案中のお客様の事例を紹介します。

■今住んでいる家を「オール電化」にしたら・・・

Yさんは現在マンション(築12年、約90㎡)にお住まいです。
給湯と調理はガスを利用した「ガス併用住宅」です。

新築される住宅の光熱費のイメージを掴んでいただこうと、
仮に現在のマンションを「オール電化」にした場合の光熱費シミュレーションを
関西電力さんに作成してもらいました。
※毎月の電気代やガス代はYさんから提供いただいたものです。

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仮に現在のマンションを「オール電化」にした場合の光熱費シミュレーション

お聞きすると、マンションでは冷暖房にエアコンを使用されています。
オール電化住宅とするには、ガス給湯機をエコキュートに、ガスコンロをIHクッキングヒーターに
替える必要があります。この機器代や工事代はさておいて、単純に毎月の光熱費を比較すると、
年間68,700円下がる結果となりました。約25%ダウンすることになります。
取替え工事費が気になりますが、これだけ差が出るのであれば、
リフォームでオール電化住宅にする方が多いことも納得です。

■新築住宅なら、「ガス併用」と「オール電化」どちらがお得なの?

次にこれから家を建てる場合についてです。

プランの延床面積、概ねの建物性能(Q値)、お客様の家族構成を指定して
ガスと電気併用とオール電化、それぞれの光熱費シミュレーションを
今度は大阪ガスさんに作成してもらいました。

※ともに浴室暖房乾燥機とLDKに床暖房を設けた比較です。

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光熱費シミュレーション結果

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光熱費シミュレーション条件

こちらのシミュレーションでは、「ガスと電気併用住宅」が年間45,760円お得との結果になりました。
オール電化住宅とは約16%相当の光熱費差になります。
試算条件としては、電気は「大阪ガス電気」に申し込む前提となっています。

ちなみに・・・
今回のケースでは、「床暖房」がポイントになっていると感じます。

床暖房には、電気パネルや電気式の温水床暖房もありますが、
やはり大阪ガスの温水床暖房「ヌック」が一番人気です。

お湯を床下に流すので、輻射熱で部屋全体を暖めることにもなり
満足度が高いことと、ヌックを採用することで、ガス会社の割引が入ります。
残念ながら一般的な電気の床暖房には、同じような電気会社の割引はありません。

主暖房として、床暖房をお考えの方にとってはガスと電気併用住宅のほうが
メリットは出るようです。ただし、「うちは床暖房要らないし、そんなにガスを使わないよ」
というご家庭ならより詳細にシミュレーション比較をしたほうがいいと思います。

新居に引っ越すと光熱費はいくらになるのか、
お客様から高い関心をいただくところです。

光熱費シミュレーションをうまく利用されることをオススメします。


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