2018.08.06

住まいのこだわり・・・ホームエレベーターのある家 前編

おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


ホームエレベーターのある家①


3階建や4階建住宅を検討中の方、高齢者がいるご家庭や自分たちの老後に備えてと、
ホームエレベーターの設置を希望されるお客様が増えています。

高齢社会に向けた普及を図るために、一般エレベーターの構造規定を緩和した
「ホームエレベーター」が設置され始めたのが平成元年のことです。

ここ数年は普及率や設置台数も増加傾向で、新築だけでなくリフォームで設置されるケースも
多くなっています。
今回はRC住宅にホームエレベーターを設置する際のポイントを説明します。


1. 駆動方法

ホームエレベーター施工例②


ホームエレベーターには、ロープでカゴを吊る「ロープ式」と
油圧ジャッキでカゴを押し上げる「油圧式」の二つの駆動方法があります。


ロープ式と油圧式①


さて、何がどう違うのか、業界最大手のパナソニック ホームエレベーターの3人乗り普及モデル
「1414」シリーズで比較してみました。


ELV1414比較


平面図を見ると、油圧式の場合は昇降路内の1/3程度がジャッキで占められています。
そのため同じ3人乗りでも、ルーム間口方向の有効寸法は油圧式が850㎜、ロープ式が950㎜と
ロープ式のほうが10㎝広くなっています。


そして二つの駆動方法のホームエレベーターでもっとも違う点は
「最大昇降行程」と「最大停止階」です。


1214比較


ロープ式の最大昇降行程は10.0m以下、最大停止階は4ヶ所に対し、
油圧式は最大昇降行程7.0m以下(機種により6.2m、3.3m以下)、最大停止階3ヶ所となっており、
ロープ式のほうが最大昇降行程は長く、最大停止階も一層多くなります。


気になるエレベーター本体の価格ですが、パナソニック ホームエレベーター3人乗り普及モデル
「1414」シリーズでは、ロープ式が313~408万円、油圧式が320~365万円となっており
それほど大きな差はありません。
設置工事費も含め、実際に三和建設がお客様に提出する見積もりにおいても、
ロープ式のほうが安くなり、新築RC住宅ではロープ式を採用することがほとんどです。

油圧式は掘り込みガレージの駐車場から直上階のみへ上がる場合などの停止階が少ないケースや、
木造住宅のリフォームで、畳一枚分の押入れをエレベーターにするなど、限られたスペースへの設置に適しています。

→ 「すまいのこだわり・・・ホームエレベーターのある家 その②」に続く


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