2012.10.12

気になる地震 その③ ~ 阪神間の軟弱地盤

こんにちは。営業の沖田です。

10/7(日)付の朝日新聞朝刊の一面に、またまた気になる見出しが・・・

「軟弱地盤に3800万人居住」

日本の人口の約3割が地震で揺れやすい軟弱な地盤の上に住んでいるとのこと。
マップを見ると、首都圏や大阪圏を中心に赤いエリア(地盤が軟らかく、地震で揺れやすい)
が集中しています。


住宅建築を生業とする者にとっては、とても気になる記事。
私たちが創る、鉄筋コンクリートの建物は「地震に強い」と言われますが、
足元の地盤がしっかりしていないことにはその強さも発揮できません。

で、私たちの住む阪神間はというと・・・

大阪湾を中心に赤いエリアが広がっています。

もう少し具体的に、三和建設の地元宝塚市を中心に、行政区域界を追記してみました。
神戸市の灘区や東灘区、芦屋市、西宮市の南側の沿岸部に赤色が広がります。
尼崎市や大阪湾沿いはほとんどが赤くなっています。

記事では、瀬戸内海沿岸の大阪平野や播磨平野など河川によってできた地域は軟弱な地盤が多く、
地中の水が噴き出したり、家が傾いたりする「液状化現象」も懸念される」とのこと。

実際に神戸のポートアイランドや西宮市、尼崎市でも埋め立て地では、1995年の阪神淡路大震災で、
深刻な液状化の被害にあっています。

現在、三和建設では、多くの鉄筋コンクリート造、鉄骨造建物の現場が進行中です。
神戸市中央区と宝塚市内で鉄筋コンクリートのマンション、大阪市福島で鉄骨造のマンションを。
宝塚市内と西宮市、尼崎市では鉄筋コンクリートの個人住宅、鉄筋コンクリートの保育園や
鉄骨造の倉庫も宝塚市内で建築中です。

軟弱地盤とされている阪神間で「建物を建てる」のが私たちの仕事。
次回は、その取り組みの様子を紹介します。

※前回の記事はこちらから→気になる地震 その②
※続きはこちらから→気になる地震 その④ ~ 震災の帯

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