2013.05.31

南海トラフ「予知困難」

おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

みなさん、こんにちは。営業の沖田です。

関西も梅雨に入って、鬱陶しい日が続いていますが、
今朝はスッキリ晴れわたって、清々しい朝でした。
でも、日中は30℃近くまで上昇するみたいです。

湿気が多く、気温が上昇する日は注意しないといけないのが熱中症。
現場を管理する監督は、作業する職方さんの安全を第一に考えています。
現場では適度に休憩して、こまめに水分補給するように呼びかけています。

内閣府の有識者検討会が先日、「南海トラフ」を震源域とする巨大地震対策の
最終報告を公表しました。

これまで100年から150年周期で発生してきた南海・東南海・東海沖を震源域とする
大地震。過去の記録を見ると、これらは連動して発生することが多いことが分かります。

近々では1944年に東南海地震、1946年に南海地震が発生しています。
ただし、東海地震は1854年が最後となっており、今年で159年が経過しようとしています。

「いつ起こっても不思議ではない」

地球の表面は、プレートと呼ばれる硬い板がパズルのように敷きつめられています。
そのプレートは少しずつ移動していて押し合いを続けており、この歪みが限界
を超えると一気にそのエネルギーが放出され、プレートが跳ね上がって地震が発生します。

昨年8月に発表された南海トラフ巨大地震の最悪の被害想定、死者32万人。
阪神淡路大震災の6400人、東日本大震災の1万8700人をはるかに上回る被害想定に
息を飲みました。

今回の報告では、国や自治体、企業が率先して、防災・減災に取り組めば、先に発表した
最悪を想定した死者32万人を5分の1に減らすことができるとしています。

「我が国が経験したことのない災害になる。千年に1度以下の低い発生確率だが万全を
期す必要がある」

古屋担当大臣はさらに、「自分でできる防災は徹底していただきたい。『自助』が大原則」
とも述べており、行政の限界も認めています。

「あきらめずに、正しく恐れる」

各家庭において、住宅の耐震化や物資の備蓄などできることから始めるしかありません。


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