お客様の声
「大満足です」
音・換気・湿度にこだわったクラッシクカーのためのガレージハウス

File No.RC-20
RCの家/芦屋市 RC Garage House

Q1.今回の建築のきっかけは?

車の駐車スペースが少なくなったので土地を買ってガレージだけを作ろうと考えていました。車庫証明が取れるよう自宅から2kmくらいの場所で、車4台置けるような土地がないか探していた時に条件に合う土地が見つかりかったので、すぐ購入の段取りをしました。長年販売されていながら買い手が見つからない土地だったようなので、縁があったのでしょうね。ただ周りが住宅街なので景観上ガレージだけ作るわけにいかず、それならガレージの上に居住スペースを設けてガレージハウスを建てようと考えました。

Q2.三和建設に依頼されたきっかけは?

インターネットで調べていると宝塚でガレージハウスを多く建築している会社を見つけ、三和建設に声をかけて家づくりがスタートしました。

Q3.ガレージ部分ではどんなところにこだわりましたか?

ガレージでの懸念事項は「音」「換気」「湿度」でした。「音」に関しては壁に有孔板(ケイカル板に孔があいたもの。学校の音楽室の壁に同じものが使われています。)を貼って吸音性を高めました。壁の色を分けているのは排気ガスで汚れが目立ちにくいよう下側を黒くしています。



「換気」についてはいろいろと考えましたね。ガレージ内で車のエンジンをかけるので、シャッターを少し開けた状態にしていますが、作業中に一酸化炭素中毒にならないよう排気ガス排出システムを調べてこちらから提案しました。排気ガスは建物の西側から排出していますが、排出側には建物がないこともこの土地でガレージハウスを建てる大きなメリットになりました。排気や音に関して近隣の方の迷惑にならないようかなり気を遣っていますよ。

サビの原因になるので「湿気」にもかなり気を使っています。ガレージの奥に見える白い箱のようなものはダイキンの除湿器「カライエ」です。エアコンは天カセタイプのものを2台設置し、点けっぱなしにしているのでガレージ内は常に快適な空間になっています。



シャッターは幅7860mmと既製品の最大サイズを採用しました。クラシックカーの車体は小さめですが、ガレージの幅がこれだけあると作業も行いやすいですね。





Q4. 建物部分ではどんなところにこだわりましたか?

家の中で言うと、階段幅は1110mmと一般的な住宅より20~30cm広くしています。これは住む時のことを考えて物を運びやすいように踊り場も広くしました。おかげで家具もスムーズに搬入することが出来ました。




内装は空間デザインをされている「blanca」さんにお願いし、建物は三和建設、構造は構造事務所と各分野のプロに担当していただきましたので安心してガレージハウスづくりを行う事が出来ました。
またリビングのフローリングはこだわってヘリンボーンでお願いしたので一枚一枚手作業で貼り合わせてもらいました。少しでもずれると納まらなくなってしまうので職人さん泣かせだと思いましたが、出来に満足しています。

Q5.三和建設の担当者はいかがでしたか?

ガレージハウスを建てたいと思った時、こちらは建築に関して素人なのでとにかく要望を伝えました。知り合いの一級建築士に間に入ってもらい打合せを行いましたので三和建設側としては大変だったと思います。それでも要望に応えようと色々考えてくれましたね。工事中も一度も現場を見ずに全てお任せしていました。近隣の方からのクレームもなかったので本当によかったです。

Q6.三和建設に依頼して、結果はどうでしたか?

大満足です。最高の設備を導入したガレージハウスが完成しましたから。そうそう、後からキッチンにレンジを置ける場所がないことに気付いて急遽、窓のスペースをレンジ置場に変更したいと提案しました。急なことでびっくりされていましたが文句も言わずきっちり対応してくれました。図面がかなり出来上がった段階でしたので書類を全部作り直すのは大変だったみたいですが、こちらは簡単に出来るものだと思っていました。おかげで電子レンジはきれいに収まっています。そういった臨機応変な対応もよかったと思います。

Q7.今後、三和建設に望むことはどのようなことですか?

洗面所のクーラーの吹き出し口が浴室側ではなく入口側を向いていることでしょうか。おそらく換気システムと向きを揃えるためにそういう風に設置されたとだと思いますが…。住むための家ではないので気になりませんがそのあたりの作りこみは徹底された方がいいかと思います。

設計担当者より

長い年月を経てもクラシックカーが輝くガレージを作るというテーマでしたので、設計としては温湿度には細心の注意を払った設計となりました。エアコンだけでは湿度調整がうまくいきませんので、湿度だけを調節できる機器を導入しています。

またクラシックカーが引き立つデザインとするため、対極にある硬質でモダンなデザインとすることで車と建築の双方が引き立つように心掛けました。満足いただけて、内心ほっとしております。

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