2014.04.23

家にも家計にもやさしい・・・「ひさし」の効用

おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは。宝塚展示場の山田です。

4月に入ってからというもの、週末になると気温が下がるという、
不安定な気候が続いています。
せっかく薄手のコートで軽やかに・・・と思っていたのに、
もいちど、冬物をひっぱり出した方も多かったのでは?
来週からはいよいよGW。
その前に体調を崩さないように気をつけたいものですね。

気温はまだまだ不安定ですが、日差しは徐々に強くなり、
快晴の日には日傘をさす方も多く見られます。

 

家にも家計にもやさしい・・・「ひさし」の効用①三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

 

これから夏に向けて、強くなる一方の日差し。
本日は、この日差しから建物を守る『ひさし・軒』の効用についてお伝えします。

ひさしや軒は、「外壁を濡らさず、室内側への雨水の浸入を防ぐ」というイメージが
ありますが、じつはその他にも、日射熱の進入を防ぐ効果や窓まわりの雨だれ汚れ
(「なみだ跡」なんて呼んだりします)を軽減する役割も果たしてくれます。

では、夏場のひさし効果はというと・・・

 

家にも家計にもやさしい・・・「ひさし」の効用②  三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

夏至の太陽の入射角度は約80度。
ひさしや軒が無いと窓から直接太陽光が入ってきますが、
設けることで影ができ、室内への日射熱を遮ってくれます。

ひさしの出幅は、一般的に「サッシの高さ×1/3」が適してるとされています。

また、室内に進入する日射熱を遮ることで、室内温度は約2℃低下すると言われます。
エアコンの冷房温度を1℃上げると、約10%の省エネになりますから、
2℃なら20%も省エネになることに・・・
ひさしは家計にもやさしいアイテムなのです。

では、冬場はどうかというと・・・

ひさしや軒は冬場も大いに活躍してくれるのです。

 

家にも家計にもやさしい・・・「ひさし」の効用③  三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

冬場は太陽高度が下がる為、入射角度も低くなります。
ひさしや軒があっても、暖かい日差しが部屋の奥まで届くことになります。

建物デザインを考えると、取り付けるべきかどうか迷われるケースもあるでしょうが、
住宅の性能アップを目指すなら、シャッターやカーテン、遮熱ガラスと併せて
検討したい部位でもあるのです。

 

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