2016.03.10

あれから5年・・・私たちにできること

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

明日は3月11日。

5年前、仙台市の東方沖70kmの太平洋の海底を震源とする
マグニチュード9.0の大地震が発生しました。

直後に青森県から千葉県までの太平洋沿岸を中心に大津波が襲い、
たくさんの尊い命が犠牲になりました。

調べてみると今日現在で、この震災の人的被害は
死者15894名、行方不明者2561名、負傷者6152名
とのことです。

あらためて、震災で亡くなられた方々のご冥福と、
被災された方々に一日も早く心安らぐ日が来ることをお祈りします。

震災により、原子力発電の安全神話は崩壊し、直後には東日本を中心に電力不足となり、
電力をはじめとするエネルギーの確保は現実的な問題としてみんなが認識し始めました。

5年の間、住宅業界における省エネルギー化は、「補助金」という国の後押しもあって
加速度を増して進んできました。

「省エネ」「創エネ」「ゼロエネ」

最近では万一の災害時に、「一時的にでもエネルギーを確保できる家」という考え方も生まれています。
大手ハウスメーカーは「これからの住まい」と位置づけて、購入者に勧めています。
ただし現状では大幅にコストがかかることから、ハイブリッド車のように一般に普及するには
まだしばらくかかりそうです。


震災の日を迎えると、阪神間に住む私たちがやはり気になるのは「南海トラフ巨大地震」です。


南海トラフ巨大地震被害想定 記事
※2013年5月の日本経済新聞記事より


内閣府公表の被害想定を見ると、地震の規模や津波の高さも東日本大震災を上回っています。
そして想定死者数は32万人。16000人弱の東日本大震災とのあまりの違いに驚くばかりです。

想定死者数約32万人の内訳をみると、火災が1万人、建物倒壊が8万2000人、津波が23万人でした。
20mや30m級の津波被害は「早期に逃げる」しかなさそうですが、
建物倒壊の8万2000人は、住宅の耐震化率を現在の79%から100%に引き上げた場合には、
2割弱の1万5000人にまで減らすことができるとの試算もありました。

 

 

宮城県南三陸 被害を受けた鉄筋コンクリート住宅


上の写真は、宮城県南三陸で高さ16Mの津波による被害を受けた鉄筋コンクリート住宅です。

壊滅的な津波の被害を受けた南三陸地域で、一輪郭を残すのはこの一棟だけです。
窓や手摺は津波で破壊され奪い去られていますが、構造体はそのまま残っています。

「住まいとは、人の生命と財産を守るもの」

住まいを選ぶには、省エネ性能やデザイン、コストも重要なことですが、
住宅建築に携わる私たちにとっては、原点ともいえる言葉だと思うのです。



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