2018.02.02

プロに聞きました・・・カーテン、「既製品」と「オーダー品」

おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


みなさんこんにちは。
RCギャラリースタッフの松田です。

さて本日は、『カーテンの既製品とオーダー品』について。


先日、お引渡し直後の住宅で、取り付けに来られていたカーテン業者の方とお話する機会があり、
カーテンについてのウンチクをいろいろと教えていただきました。


こちらのお宅では、カーテン業者さんが実際に現地で窓のサイズを測ってから縫製する「オーダーカーテン」
を取り付けていましたが、あらかじめ窓のサイズに合わせて縫製済みの「既製カーテン」も量販店には並んでいます。

最近では既製品の中にも「遮光」や「遮熱」といった機能性のあるものもあって、
「価格が安いなら、既製品でもいいかも・・・」
そんなふうにお考えの方も多いのではないでしょうか?

当たり前ですが、既製カーテンは量産できるように簡素化された縫製仕様で、
オーダーカーテンは手間をかけて1点ずつ丁寧に作られています。


オーダーカーテン専門店「ルームワン」HPより
(オーダーカーテン専門店「ルームワン」HPより)


「そうはいっても、なにがどう違うの?」

恥ずかしながらよく知らないので聞いてみました。


まずは「カーテンスタイルとサイズ」

最近では量販店も増え、多くのショップを回ればお気に入りの柄やデザインのカーテンを見つけることも
できるかもしれませんが、なかなかサイズまでピッタリとはいかないのではないでしょうか?
特に見た目のデザインを重視されるお客様は、既製品では物足りないはずです。

カーテンをオーダーするとなると、数多くの生地や色、デザインの中から
その部屋のインテリアに合うモノを選択することになります。
「それはそれで難しそうだし、悩むなあ・・・」といった方も多いのでは?

カーテン業者の方いわく、個人のお部屋はご自身の好みがあるため選択出来るものの、
リビングなど家族はもちろん来客の目にも触れる空間のカーテンでは、
かなり悩まれるお客様(ご家族)が多いそうです。

そういった場合に、プロとしてアドバイスを問われたら、回答する際に確認するのが“家具”なんだそうです。
新築のお宅では、ソファやダイニングテーブルはご家族みなさんの好みが反映されているので、
空間の雰囲気作りとしても、存在感“のある“家具”のデザインや色調に合わせることが大切なのだそうです。


存在感“のある“家具”のデザインや色調に合わせる

 


次に「縫製の違い」について

カーテンの見た目をもっとも左右するのが、 “ヒダ” です。
“ヒダ”の取り方にもいろいろあって、既製品のほとんどが「1.5倍ヒダ」、
一般的にオーダー品は「2倍ヒダ以上」となっています。


【1.5倍ヒダ】
窓幅の1.5倍の生地を使ってヒダをとる縫製です。
既製カーテンの縫製によく用いられます。使用する生地が少ないので、ヒダ数も少なくウェーブの出方も控えめとなります。


【1.5倍ヒダ】 窓幅の1.5倍の生地を使ってヒダをとる縫製


1.5倍ヒダ

 


【2倍ヒダ】
窓幅の2倍の生地を使ってヒダをとる縫製です。
一般的にオーダーカーテンの標準で、ヒダ山が高くなり綺麗なウェーブが出て、高級感のある優雅な雰囲気となります。


【2倍ヒダ】 窓幅の2倍の生地を使ってヒダをとる縫製


2倍ヒダ


既製カーテンは、ヒダの山に対して水平方向に縫製がされていて、リボンを縦にしたように見えます。
オーダーカーテンは、ヒダの山に対して平行に縦にしっかりと縫製がされていて、ピッタリ山が縫い合わさっているので
美しいウェーブを生み出します。


あと、細かなところですが、一見すると左右同じものが付いているように見えますが、
実はカーテンにも「右用」と「左用」があるそうなんです。
これを知っていれば、取り外してクリーニングした後の取り付けも迷わずに済みます。

確認するのは、カーテンの裏側にある“タグ”


「左用」のカーテン
こちらは「左用」


「右用」のカーテン
こちらは「右用」


もうお分かりだと思いますが、基本的に“タグ”は窓側(中央)ではなく
壁側(両端)に付くものなんだそうです。
ただ、既製カーテンの場合は、左右に関係なく全て右側に“タグ”が付くことになります。

 


カーテンそのものではありませんが、
取り付ける「カーテンレールやボックスのサイズ」についても触れます。

みなさんは、カーテンレールやカーテンボックスの長さは何で決まるのかご存知でしょうか?

正解は、“たまり” です。


カーテンの“たまり”


カーテンを閉めた際、窓が全て現れるようにキチンと “たまり”を計算して
カーテンレールやボックスの長さを決めるのが一般的です。
カーテンが窓にかかって隠れてしまうと、注文住宅の場合ならとても残念です。


視線や光・日射を遮ったりするために、何気なくカーテンを選ばれている方が多いかもしれませんが、
実は機能だけでなく、空間のイメージを決定付ける重要なパーツだということがお分かりいただけたと思います。

新築時はもちろんですが、買い替えの時にも少し気を遣って選ばれてみてはいかがでしょうか?


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