2020.06.08

「どうすればいい?」~エアコンと夏の換気~

おかげさまで創業55年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


6月に入ってから連続の夏日となり、日中は暑い日が続きますね。
朝晩はまだしも、日中は「そろそろエアコンの冷房が欲しい…」という方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか?

いつもの夏なら冷房効率を高めて、電気代を抑えるために
「冷やした空気をいかに逃がさないか?」に重点を置いてエアコンを使うと思いますが
今年はコロナウィルス感染防止のため「換気」が必須となります。

「エアコンを使いながら換気するにはどうすればいいか?」

ダイキン工業さんのHPに役立つ情報が載っていましたので、こちらを参考にご紹介いたします。

ダイキン工業HP【上手な換気の方法】
”ダイキン工業HPより引用 「上手な換気の方法~住宅編~」


温めた空気や冷やした空気を室内に循環させて温熱環境を整えてくれるエアコンですが、
この時使われるのは「室内にある空気」。
外気を取り入れて温めたり冷やしたりしているのではない為、
基本的には「エアコンでは換気ができない」のです。
(ただ早速、ダイキンさんでは換気の出来るエアコンが発売されています!)
その為、もし室内にウィルスがいた場合は部屋中に拡散させることになってしまいます。

ちなみに空気清浄機も「室内にある空気」をフィルターに通して、
花粉やウィルスを除去してから室内に戻すので換気はしていません。

そのような訳でエアコンの使用と換気は別に考える必要があるようです。


まとめるとポイントは4つあります。
■エアコンの使い方
■24時間換気の活用
■窓の開け方と換気回数
■キッチン換気扇を活用


■エアコンの使い方
エアコンを使いながら換気をする場合は、
「エアコンをつけたまま、設定温度を少し上げてから窓を開ける」のが推奨のようです。


エアコン・リモコン


エアコンは運転を始めるときに消費電力が大きくなり、
いったん運転したらつけたままのほうが効率的ですが、
室内と外の温度差が大きい状態のまま窓を開けると、
温度を下げようとエアコンに負荷がかかって電力を消費する為、
設定温度を上げて温度差を小さくしてから開ける方がいいそうです。


次に換気についてですが、どのような方法が効果的なのでしょうか?


■すでに24時間換気が設置されている場合は「正しく使う」

2時間で室内の空気をまるまる1回入れ替えることができるという「24時間換気システム」。
こちらをフル活用しない手はありません。
「換気口を開けた状態」
「24時間換気システムはいつもオン」
にして「正しく」使用するようにすることが必要との事。
またフィルターが汚れていると換気効果が薄れてしまうため、本格的にエアコンを使用する前に
集塵フィルターの掃除や給気清浄フィルターの交換時期を確認しておくとよさそうですね。
※ブログ「24h計画換気システムのお手入れ」もご参照ください。


24時間換気の中身


■窓を開けて空気の通り道をつくる

24時間換気システムがついていない場合は窓を開けて空気の通り道をつくることで
換気を行います。
基本的には対面となる窓を2か所開けることで空気の通り道を作ります。
マンションなどでしたら玄関とベランダの窓を開ける・・・といった具合です。

窓を開けるときはすべての窓を全開するのではなく、
風の入口となる窓は狭く、出口となる窓は広く開けることで勢いよく風が流れ、
効率的に換気する事ができます。

室内風の通り道



また窓の高低差を利用する事でも効率的な換気が可能です。
風の入口を低く、出口を高くすることで「煙突効果」により、
縦方向に高さのある空間ほど換気量が多くなります。


高低差風の通り道


1階の窓と2階の窓が対面の位置にあれば、
1階の窓を狭く、2階の窓を広く開ける(各室のドアを開けておく)事で
家中に風の通り道を作ることができます。

吹き抜けのある家ならさらに高い換気効果が得られるかと思います。
天窓のある家ならそちらを開けるのも効果的ですね。


RCギャラリー西宮吹き抜け


気になる換気回数ですが、
換気の時間と回数の目安は1時間に5~10分程度と言われています。
しかしながら、1時間に10分の換気を1回するよりも、1時間に5分の換気を2回する…
といったようにこまめな換気の方が効果が高いそうです。


■キッチンの換気扇を活用

住宅の中で以外と換気量が多いキッチンの換気扇。
機種によっては操作ボタンに「常時」というボタンがある製品もあり、
このボタンを常にオンにしておくことで、換気の手助けとなるようです。
※ブログ「キッチンレンジフード~常時ボタンって何?~」もご参照ください。



キッチンの換気扇を活用する場合も、キッチンから一番離れている窓を開けておくことや、
窓を2か所開けて風の通り道を確保しておくことで換気効率は高まるそうです。


今年の夏は熱中症対策に感染症対策と大変ですが、
日々の生活習慣に取り入れることで徐々に「あたりまえ」にしてしまえればいいですね!

私たちの鉄筋コンクリートモデルハウス「RCギャラリー西宮」でも
快適な環境でお客様にご見学いただくため、今回ご紹介したことを参考に
換気と温熱環境の調節に取り組んでゆきたいと考えています。


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