2013.09.07

鉄筋コンクリート愛情住宅〝smile〟表層改良工事①

おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。    
 

こんにちは。宝塚展示場営業の沖田です。

宝塚市内で、鉄筋コンクリート愛情住宅〝smile〟A様邸の工事が始まりました。
先日工事着手し、はじめに地盤の改良工事をおこないました。

鉄筋コンクリート住宅は自重があるために、事前におこなった地盤調査結果を基に、
慎重に地盤を判定しなければなりません。

下の図が地盤調査結果を表す「ボーリング柱状図」です。

ボーリング柱状図①鉄筋コンクリート愛情住宅〝smile〟表層改良工事 三和建設のコンクリート住宅_blog。

地盤の判定については、土質や地下水位、深度分布等あらゆる角度からの検討が不可欠です。
設計者は、調査会社や瑕疵保証保険会社の見解を基に、地盤改良の要否、施工方法、基礎の
形状等を決定するのです。

「ボーリング柱状図」において、最も重要なのが「N値」と呼ばれる値。

一般に、粘性土の場合ではN値が3以下、砂質土(砂や石混じり)の場合でN値が5以下で
あれば「軟弱な層」と判断されます。

砂層と粘土層の場合のN値と地盤の硬さの関係②鉄筋コンクリート愛情住宅〝smile〟表層改良工事 三和建設のコンクリート住宅_blog。

今回の鉄筋コンクリート愛情住宅〝smile〟A様邸の柱状図を見ると、
ボーリング柱状図鉄筋コンクリート愛情住宅〝smile〟表層改良工事 三和建設のコンクリート住宅_blog。

全般的には「良好な地盤」であると判断できます。

注意しないといけないのは、地盤面より1.0M内に盛土の層があって、
N値が「4」となっています。

地盤面下1.0M以深ではバラつきはあるものの、N値「20」以上が出ており、
4.0M以深では、「極度に硬い」N値「60」以上の風化岩の地層となっています。

そこで今回は地盤面下1.0Mまでの軟弱地盤を改良する「表層改良」工事を
おこなうことになりました。

「表層改良工法」とは・・・
軟弱な地盤の土とセメント系固化材を混合攪拌し、固化させることで、地盤の耐力を増し、
不同沈下を防ぐ工法です。地表面から約2m程度が限界で、それより深くなると改良杭工事や
鋼管杭工事を検討します。
 
 
表層改良工法  ④鉄筋コンクリート愛情住宅〝smile〟表層改良工事 三和建設のコンクリート住宅_blog。

→次回につづく

※前回の記事はこちらから→鉄筋コンクリート愛情住宅〝smile〟安全祈願祭
※続きはこちらから→鉄筋コンクリート愛情住宅〝smile〟地盤改良工事②
※smileで建築されたお客様の声はこちらから→楽器演奏のための防音室のあるRCの家

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