2014.11.14

大阪こだわりのRC住宅・・・計画換気システム

おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは
営業の沖田です。

大阪市内で建築中の鉄筋コンクリート住宅。
上棟を終え、建物内部では大工工事と並行して、
設備の配管工事がおこなわれています。

大阪こだわりのRC住宅・・・計画換気システム①三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚.jpg

電気配線に給水や給湯、排水管といった別に、
最近の住宅では必要不可欠な配管があります。

それが24時間計画換気システムの配管です。

2003年7月の改正建築基準法の施行により、新築住宅には24時間計画換気の設置が
義務づけられました。

その目的は、ズバリ「シックハウス対策」
改正建築基準法では「有害物質の使用規制」と「機械換気設備の義務化」が
大きなポイントで、特に換気の義務化は文化財的な家屋は除いて、
ほとんどすべての住宅が対象となったのです。

こちらのRC住宅に採用したのはパナソニックの熱交換型換気システム。

建物内に取り入れた新鮮空気は、天井に取り付けた熱交換気ユニットを介した
ダクトを通って各室に供給されます。

建物内で発生した汚れた空気は、ドアの下や隙間を通ってこの熱交換ユニット本体
に吸い込まれ、屋外に排出されるのです。

<イメージ図>
大阪こだわりのRC住宅・・・計画換気システム②三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚.jpg

現場では既に天井に機器が設置され、ダクト配管も完了していました。

大阪こだわりのRC住宅・・・計画換気システム③三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚.jpg

熱交換気は、排気の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を、給気時に回収して
室内に戻します。熱回収によって空調負荷を軽減でき、冷暖房コストを抑えることが
できます。

例えば、外気温が0℃、室温が20℃の場合なら約70%を熱交換するので、
0℃の外気を約14℃にして取り入れることができます。

大阪こだわりのRC住宅・・・計画換気システム④三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚.jpg

冬期では冷たい外気を室温に近づけて給気するので、冷たい空気が侵入する不快感を
防ぐのです。

※前回の記事はこちらから→大阪こだわりのRC住宅・・・さや管ヘッダー工法
※続きはこちらから→大阪デザインRC住宅・・・ようやく完成!

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