おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。営業の沖田です。
先週末は25℃の夏日になったと思ったら、今日は4月の気温に逆戻り。
なかなか気温が安定しませんね。
花粉の季節は終わったはずなのに、症状が続いている方も多いのでは?
もしかしたら『寒暖差アレルギー』のせいかも知れません・・・。
服装を調節して、体調を崩さないようお気をつけ下さい。
さて・・・
群馬県の富岡製糸場が、日本で18番目のユネスコ世界遺産に
正式登録されることになりました。
この知らせを受けて、富岡市には観光客や旅行会社から問い合わせが殺到しており、
このGW期間中の入場者数は昨年の1万8000人から2.8倍の5万人に急増。
いきなり世界遺産効果が表れたようです。
明治維新後、政府は欧米諸国と対等な国力を得るため外貨を獲得しようと、
生糸の輸出に力を入れました。そこでフランス人技術者を招いて造られたのが
富岡製糸場なのです。
世界の絹産業発展や絹の大衆化に貢献したことに加え、
140年以上にわたり、当時の姿を維持保全している点が、
世界遺産登録に推薦された理由となっています。
富岡製糸場の主要な建物は、木の骨組みに壁にレンガを積み入れて造る「木骨れんが造」で
造られています。当時まだ珍しかったレンガは、フランス人技術者が日本の瓦職人に
その製法を教えて作られたとのこと。明治の香り漂うレンガ積みの外壁は
今も大切に保存されています。
ここで建築ウンチク話・・・
レンガの積み方にはいろんな種類があって、発祥の国の名前で呼ばれています。
富岡製糸場はフランス人技術者が携わったこともあり、「フランス積み」が
用いられています。
一列には、レンガの長辺方向(長手)と短辺方向(小口)を交互に並べていく積み方で、
国内には採用例が少ない積み方なのです。
その他、レンガの積み方で代表的なものに「イギリス積み」があります。
こちらは、一列は長辺方向(長手)のみか短辺方向(小口)のみを
段ごとに交互に積み重ねる積み方です。
この違い、お分かりになりますか?
一般には「フランス積み」はデザイン性が高く華麗、「イギリス積み」は強度が
もっとも高いと言われています。
訪れた際には、ちょっと注意して見てください。
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