おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
営業の松井です。
工事が完成に向けて進み、お引き渡しの日が近づいてくると
担当する営業の私はもちろん、お客様にもいろいろと準備していただく事柄が多くなり、
その連絡やスケジュール調整で慌しくなってきます。
登記に必要な書類(住民票や印鑑証明書など)の入手、引越しや銀行融資決済の段取り、
場合によっては住民票の移動などもあって、初めて家を建てられたお客様にとっては
戸惑うことばかりだと思います。
営業担当としては事前にお伝えすることで、スムーズに事が運ぶように心がけています。
新しい住まいに掛ける火災保険についても、ほとんどの方がこの時期に手配されます。
そんな中、火災保険と合わせて検討されるのが地震保険。
火災保険だけでは、
「地震が原因で火災が発生、家が焼けてしまった!」
「地震が原因で家が倒壊してしまった!」
「地震が原因で津波が発生、家が流されてしまった!」
のような場合は補償対象にならないので要注意です。
今回はそんな地震保険についてのお話です。
火災保険はほとんどの方が加入されるのですが、地震保険についてはまちまちです。
中には「我が家はRC造だから大丈夫だろう」みたいなお考えで、
地震保険は加入されない方もおられます。
ここ阪神間でも発生が予想されている南海トラフ巨大地震の影響もあってか、
万一のことを考えて加入されるお客様が増えてきています。
また地震保険に加入すると所得税の控除も受けられることもメリットですね。
私が担当する鉄筋コンクリート住宅のお客様の割合では、
10人中8人位の方が地震保険にも加入される傾向にあります。
ちなみに地震保険の保険料については、建物の耐震基準や耐震等級に応じて割引率に
違いがでます。いつもお世話になっている保険会社さんのパンフレットを見ると・・・
ご注意いただきたいのは、RC造だからといってどの建物も最高等級である
「耐震等級3」になる訳ではありません。
間取りによっては「耐震等級1」の場合もありますので、注意が必要です。
ちなみに三和建設の鉄筋コンクリート住宅は原則として「長期優良住宅仕様」。
長期優良住宅の場合は、耐震等級2以上が必須となっています。
地震保険に関して、その他の注意事項は以下の通りです。
・火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内でしか加入することが出来ません。
(建物は5,000万円、家財は1,000万円が限度)
・火災保険では、地震を原因とする火災による損害や、地震により延焼・ 拡大した
損害は補償されません。
・地震保険は、火災保険に付帯する方式での契約となりますので、火災保険への加入が
前提となります。地震保険は火災保険とセットでの契約となります。
参考までに、火災保険は建物の構造級別に保険料の違いが生じます。
火災保険料については、2010年の改定以前の構造級別ならRC造(鉄筋コンクリート造)
が他の工法に比べて有利でした。現在の級別では構造種別による差が少なくなっています。
現在は保険料の安いほうから、M構造(マンションのMです)、T構造(「耐火」のT)、
H構造(「非耐火」の頭文字でH)の3等級となっています。
コンクリートや鉄骨造の住宅だけでなく、一定の条件を満たせば木造住宅であっても
「T構造」とすることができます。
それでも・・・
「地震や火災に強い建物は?」
と問われれば、もちろんRC・鉄筋コンクリート造をお勧めしたいです。
兵庫・大阪で建てる高品質&ローコストのデザイン注文住宅。
「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をRC住宅で叶える。
宝塚・尼崎・西宮・芦屋・神戸の鉄筋コンクリート住宅なら三和建設。