2016.06.14

どの床材を選ぶ?・・・複合と無垢フローリング

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

みなさん、こんにちは。

本日は住まいには必ず採用される、床材の種類や特徴について
「RCギャラリー西宮」の齊藤がご紹介します。

一般的な住宅でよく採用される床材を挙げてみました。

① フローリング(複合フローリング、無垢フローリング、コルクタイルなど)
② シート系(クッションフロア、長尺シートなど)
③ 硬質材(タイル、天然石など)
④ 繊維系(カーペット、畳など)

それぞれに特徴があって、コストも違います。
私たちはお客様のご要望を取り入れながら、これらを上手く組み合わせて、
心地いい空間を作り上げていくのです。

そこで今回は「フローリング」を取り上げてみます。

一口に「フローリング」と言っても、厚みやサイズ、表面材や基材の種類によって
さまざまな種類があります。

【複合フローリング】
複合フローリングとは、基材に合板やMDF材の用い、
表面材にカツラ剥きにした化粧単板や化粧シートを張り合わせた物を言います。

一枚が3尺×6尺(303ミリ×1820ミリ)サイズが一般的です。

一番の特徴は、「耐水性・耐候性がある」こと。
湿気や熱の影響によるひび割れがしにくく、変色もしにくい商品が多いです。
床暖房を望まれる場合には、熱に強い複合フローリングをお奨めしています。

また、表面に特殊な加工を施すことによって、傷やヘコミが付きにくく、
「ワックス不要」を謳う商品も出ています。
最近では、シンプルモダンを求める方向けに、大理石調柄のフローリングも人気です。

RCギャラリー西宮では、子供部屋にPanasonic の「 フィットフロア」を採用しています。

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 『Panasonic フィットフロア』                                                  


【無垢フローリング】
無垢フローリングとは、名前のとおり、全てが無垢材のフローリングです。

一般的には横幅75~90ミリ×長さ1820ミリが多く、
樹種はもちろん一枚あたりのピース数、表面仕上げ(ウレタン塗装や自然系ワックス塗装)
によって価格の幅があります。

樹種では、チーク、カリン、オーク、ウォールナット、バーチ、チェリー などが人気ですね。

RCギャラリー西宮では、チークの無垢フローリングを使用しています。

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無垢フローリングは、“天然木”本来の質感や経年による色調の変化を楽しむことができます。
天然木なので湿度の高い日は湿気を吸収し、乾燥している日は放出するので
調湿効果も期待できます。

天然木の中には導管があって、空気を含んでいることから、
合板基材の複合フローリング以上に断熱性もあります。

先の調湿効果と相まって、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるのがいいですね。

以上、今回は“床材”について、齊藤がお届けしました。

RCギャラリー西宮では、現在地域の皆さまのお役に立つイベントを企画中です。
次回は、6/23(木)10:30より「プロに学ぶインテリア術」セミナーを開催します。
※こちらのセミナーは募集終了いたしました。

一般住宅はもちろん、商業施設や高級マンションの内装デザインなども手掛けられ
活躍中の株式会社アップグレード 山田 基弘氏 によるセミナーです。

ご都合のつく方はぜひご参加ください。お待ちしております。


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