おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
みなさんこんにちは
RCギャラリースタッフの松田です。
先日は友人の結婚式に行ってきました。
新郎とは小学生時代からの友人で、同じサッカー部、家も隣ということもあり、
本当に感慨深い結婚式でした。
その後、結婚式の二次会にてビンゴゲームがあり、40人程の参加者がいたのですが、
なんと、私が1等賞の東京ディズニーリゾートを引き当ててしまいました!!
おめでたい席で、嬉しいプレゼント!
今年も良い1年で締めくくることができそうです。
さて、本日取り上げるのは「家相」についてです。
先日、お客様からご提案中の間取りにご相談がありました。
そこであらためて「家相」について、先輩や書籍、ネットで調べてみました。
ちなみに「家相」とは、家の位置・方角・構造などの点から
その家に住む人の吉凶を判断するために用いられるものです。
その歴史は古く、由来については諸説ありますが、
大きく分けると以下の3つがあげられるようです。
① 中国より伝わった陰陽五行説からきたモノ
② 日本人の経験によるモノ
③ 物理的、合理的な理由によるモノ
どれが正解といったこともないのですが、
私は住宅建築の会社に勤めているということもあって、
個人的には③の考え方がしっくりきます。
例えば、トイレの配置ですが、
家の中心に配置した場合、ご主人が病気になりやすいとあります。
現代ならトイレに流した汚物は、排水管を通って下水の最終処理場まで辿り着きますが、
昔なら便槽に溜めておく「汲み取り式」が一般的。これを肥料として田畑に撒いたりしていました。
トイレが家の中心になれば、便槽も中心になります。
臭いや菌が充満しないように真ん中は避けるという意図があるようです。
また表鬼門、裏鬼門と呼ばれる北東、南西の配置も同じようなことがあります。
断熱性能の乏しい昔の家は、北東は日当たりが悪くて寒いので、
お風呂やトイレを設けるとヒートショックによる脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくなります。
また南西は、夏は西日の影響で室温が上昇し、菌が繁殖しやすくなり
トイレなら匂いが、キッチンなら食べ物が傷みやすくなります。
また日本では、南西の風が吹きやすいため、家中に臭いが流れてしまいます。
これらの理由から、この方位には主に水廻りは避けるようにと言われているようです。
古くから家を建ててきた人々の知恵が詰まっているのを感じます。
現在では、高気密・高断熱の家が当たり前となり、トイレも水洗となっていますので、
昔ほどは気にしなくてもいいのかもしれませんが、それでも家相が全く的外れとも言えません。
この他にも、方位や配置、建物形状によって様々な吉区が細かく定められています。
気になって、多くの家に関わってきた設計スタッフにも聞いてみました。
曰く、鬼門を外すことはできても、お客様のご要望を満たしながら
全ての方位を満足するのは困難だそうです。
それでも気にされるお客様には、専門の方に見ていただくことをお奨めしていますとのことでした。
また反対に「家相は全く気にしない」方もいらっしゃるようです。
みなさんがマイホームを考える時はいかがでしょうか?
私もそうですが、ほとんどの方が「そうはいっても、やっぱり気になる」のでは?
家相に基づいていろいろ間取りを考えたけれど、満足のいくものができないという方には、
方角に関する災いを防ぐ「方違神社(ほうちがいじんじゃ)」さんや
風水や家相、鬼門の凶相がすべて無くなるという出雲大社の「出雲屋敷」さんへ
お祀りされるのもいいかもしれません。
そんなふうに建築主が時間をかけて考えて建てた家なら
素晴らしい家に違いないはずです。
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