おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
みなさん、こんにちは。
RCギャラリースタッフの山田です。
一昨年、自宅マンションのリフォームを終えて以来、
先日、久しぶりにグランフロントにあるパナソニックリビングショールームに行ってきました。
地下1Fのショールームへ行こうとエスカレーターに向かうと、
2016年7月にオープンした「Re-Life Story with KINOKUNIYA」が目に留まりました。
“紀伊国屋HPより引用”
こちらは、住宅設備機器や家電大手のパナソニックと紀伊國屋書店が、
コラボレーションしたショップです。
パナソニックが提案する生きかた、暮らしかたのストーリーに沿って、
紀伊国屋のコンシェルジュが選び抜いた書籍が販売されています。
漠然とした理想の暮らしを、具体的にしてくれる本が見つかるかも知れませんね!
さて、地下1Fのパナソニックリビングショールームに入って、気になったのはこちら。
油汚れでとにかくお手入れが大変なレンジフードですが、
10年間ファンのお掃除が不要の商品があります。
「でも、どうして?」
本日は、ここ数年種類が増えつつある、ファンのお掃除が楽なレンジフードについてまとめてみます。
10年間お掃除不要というと、2013年に発売されたクリナップの「洗エールレンジフード」が有名です。
実はこちらの製品、後ほど紹介するパナソニックとの共同開発商品なのです。
こちらは、一体型のフィルターとファンをお湯で丸洗いします。
“クリナップHPより引用”
本体に内蔵されている「給湯トレイ」にお湯を入れて、洗浄ボタンを押すと、
フィルターとファンを自動で丸洗い。
約月1回洗浄の場合で、約10年間はファンとフィルターを取り外さずに自動清掃ができます。
(使用条件や環境により変わるようです)
“クリナップHPより引用”
一般的なレンジフードよりもお値段は10万円ほどアップしますが、
あのベタベタの換気扇フィルターを10年触らずに、家事の“時短”にもなると、
当時はお客様からもよく話題に出ていました。
今回、パナソニックリビングショールームで見た「ほっとくリーンフード」は
2015年12月に発売されました。
こちらは10年間、ファンのお掃除自体が不要というものです。
“パナソニックカタログ「Lクラス キッチンカタログ」より引用”
“パナソニック「ほっとくリーンフード」紹介動画より引用”
使うたび、油を含んだ煙をファンに入る手前で大幅にカットし、入ってしまった油はファンを高速回転させて
吹き飛ばし、一箇所に集めるという仕組みです。
また使った後も、ファンが全自動で油を吹き飛ばしてくれます。
“パナソニックカタログ「Lクラス キッチンカタログ」より引用”
油の集まるプレートは1年に1回、ファンは10年に1回掃除すればよいとの事。
「そもそも汚さない」
先の「洗エールレンジフード」とは別の発想で、新しいレンジフードの発売となりました。
続いてリンナイの「OGRシリーズ」(製造は富士工業)。
こちらもファンを汚さない仕組みで、10年はファンを取り外してのお掃除が不要なタイプです。
「オイルスマッシャー」という独自の仕組みで、高速回転するディスクにより、
ファンに入る前の油を大幅にキャッチ。ディスクに付いた油は遠心力にて一箇所に集めます。
“リンナイHPより引用”
ディスクや油の集まるオイルガード部分は、3ヶ月に一度のお掃除が必要ですが、
ディスクは汚れが落ちやすい「親水性塗装」が施されています。
“富士工業HPより引用”
ちなみに、クリナップ「洗エールレンジフード」とリンナイ「OGRシリーズ」は
システムキッチンとは別で、レンジフード単体での販売もされているので
現在お使いのキッチンのレンジフードを入れ替えることもできます。
パナソニック「ほっとくリーンフード」はパナソニック製システムキッチン
専用品としての扱いなので、単体での購入はできませんのでご注意を。
定期的にファンを自動で丸洗いする機能か、そもそもファンが汚れにくい機能か・・・
レンジフードの汚れ具合は、キッチンの使用頻度はもちろんですが、
調理機器がIHヒーターかガスコンロかでもかなり異なってきます。
最近は夫婦共働きのご家庭が多い中、「家事の時短」はキーワードになっています。
イニシャルコストは少々かかりますが、ご自身のライフスタイルと照らし合わせて
快適な設備機器を選んでいただけたらと思います。
※RCギャラリー西宮に関するブログはこちら
※RCギャラリー西宮 「モデルハウスのご案内」は こちら
兵庫・大阪で建てる高品質&ローコストのデザイン注文住宅。
「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をRC住宅で叶える。
宝塚・尼崎・西宮・芦屋・神戸の鉄筋コンクリート住宅なら三和建設。