おかげさまで創業52年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
みなさんこんにちは
RCギャラリースタッフの松田です。
ここ数日で日中の気温もグングンと上がり、モデルハウス界隈の桜は見頃を迎えています。
上着が要らないくらの陽気が続いていますが、残念ながら週末は雨が続き、気温も少し下がるようです。
この時期の長雨は「菜種梅雨」と呼びます。
「満開の桜の下で入学式」と思いきや、雨で桜が散ってしまう場合があるのは、これが原因だそうです。
調べていると、日本は梅雨の時期が年に4回あるそうです。
菜種(なたね)梅雨 3月下旬~ 4月上旬
梅雨(ばいう)前線 6月初旬~ 7月初旬
秋雨(あきさめ)前線 8月下旬~10月初旬
山茶花(さざんか)梅雨 11月下旬~12月初旬
新生活を始められる方も多い4月。
季節の変わり目に加え、雨に濡れて風邪など引かないよう十分にお気をつけくださいませ。
本日は取り上げるのは、今年4月1日より始まった 『 ガスの自由化 』 についてです。
昨年の4月には『電力の自由化』が始まり、大きな話題となりましたが、
実際に電力会社を変更した方は、今のところなんとわずか6%程度だそうです。
皆さんが電力会社を変更しなかった理由として、以下の3つがあげられます。
「どこの会社がお得なのかわからない」
「変更手続きが面倒」
「工事が面倒」
それでは、今回の『 ガスの自由化 』はどうなるのでしょうか?
関西では、今のところ大阪ガスさんと関西電力さんの2社から選択できるようになっています。
(以下 関西電力=「関電」、大阪ガス=「大ガス」)
電気の自由化に較べて、今回はなぜ参入企業が少ないのでしょうか?
理由としては、ガスを所有し供給するには巨大な設備が必要な為、新規参入できる企業が限られているからです。
関電は、以前より工場向けのガス販売や火力発電の燃料として世界各国からLNG(液化天然ガス)を輸入し、
貯蔵しておく巨大な施設を所有しています。
(関西電力HPより)
昨年のLNG(液化天然ガス)の調達量は、意外にも大ガスよりも多いそうです。
(関西電力:872トン万、大阪ガス:780トン万)
こうしたスケールメリットを活かして、ガスの料金プランを展開しています。
使用量や時間帯にもよりますが、電気とガスのセット料金を較べてみると、
電気料金はほぼ同じでも、ガス料金は関電の方が安くなっていました。
賛否はあるものの、高浜原発が再稼動すれば、この料金差は更に開くのではないか?
とも言われているようです。
ガス温水床暖房やガス温水浴室暖房乾燥機などがあり、標準家庭よりもガスをたくさんご使用するご家庭の場合は
大ガスのほうが安くなる場合もあり、ご家庭によって異なります。
「自分の家の場合はどうなのかな?」
そこで、関電のシミュレーションシステムを利用して計算してみました。
(関電ガスシミュレーションHPより)
その結果、私の家では関電に乗り換えると年間3,404円安くなりました。
結構メリットがあり、驚きました。
こちらはあくまでシミュレーションなので、実際に乗り換えないと
明確な料金差は分かりませんが、目安にはなります。ご参考まで。
その一方で大ガスは4月から「住ミカタプラス」というサービスを開始しました。
ガス、エアコン、水回りのトラブルがあった場合、15時までに連絡すれば、出張費無料(通常は2000円)で駆けつけて、
その場で修理できる事なら無料で処置をしてくれるというサービスです。
通常月額料金216円のところ、現在は無料となっており、
追加料金を支払うとレンジフードのお掃除など、ハウスクリーニングも対応しているそうです。
ガス会社の変更は、工事も解約手続きも必要ありません。
検針票さえあれば、電話やインターネットで簡単に変更できるようです。
この機会にみなさんも積極的にプランの見直しをされてはいかがでしょうか?
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