おかげさまで創業52年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
RCギャラリースタッフの松井です。
もうすぐ夏休みも終わり。
ご家族やご友人と一緒に、この夏の楽しい想い出を作られたことだと思います。
私も子供達の夏休みと私のお盆休みを利用して、先日徳島県の鳴門市にある
「大塚国際美術館」に行って来ました。
みなさんはこの「大塚国際美術館」、ご存知ですか?
少し前になりますが、2011年の世界最大の旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」に
投稿されたクチコミの評価を元にした「行ってよかった美術館&博物館ランキング」(2011年)
でなんと第一位を獲得した美術館なのです。
行ってみた会社の同僚からも「とってもよかった!」と聞いて、
私自身は美術にはあまり興味がなかったのですが、地中に埋まるような建物には関心があり
妻の希望もあって家族で出かけてきました。
美術館といえども、実は大塚国際美術館には本物の絵画は一枚もありません。
展示されているのは全てレプリカで、世界中の名画が原寸通り忠実に陶板で再現されていて
手を触れても撮影してもOKなのです。
現地に行かないと見ることのできない絵画や壁画、天井画は迫力があり、
付き添い程度の私でさえ面白く、あっという間に時間が過ぎていきました。
建物もすばらしく、規模は違えども普段から鉄筋コンクリート造の建物をよく目にしているので、
そちらにも目が行っておりました。
ちなみにこの建物は1997年竣工の地下5階、地上3階建てRC造です。
本日も芦屋市で建築中のRC住宅現場の進捗状況をお伝えします。
この日は日曜日で現場作業はお休みです。
まだ建物のカタチにはなっていませんが、場内入り口のゲートはしっかりと施錠されています。
平日の作業中だと、監督や大勢の作業員さんの邪魔をしないように
遠巻きに見ているのですが、今日は近くでしっかりと確認します。
現場では基礎工事が終わり、1階の壁を造っています。
まずは外廻りの型枠を立て込み、壁と梁の鉄筋を組み上げます。
こちらは高窓になる型枠です。
そして地窓になる型枠。
コンクリートの打設は組んだ型枠の上から型枠の中に流し込みます。
こうした窓などの開口部の下にまで、しっかりとコンクリートを流し込むには
永年の技術と経験が必要なのです。
電気設備配管や換気設備のスリーブ(貫通孔)も仕込んでありました。
窓もそうですが、こうした貫通孔廻りは力が集中しやすく、
クラックが発生するなど弱点になりやすい箇所です。
そこで周囲には開口補強筋を入れて補強をしています。
コンクリート住宅の場合、耐力壁となる室内のコンクリート壁のスイッチやコンセント配管は
コンクリート打設前に空配管を先行して壁内に施工します。
この後、設計図通りに鉄筋が組めているかを配筋検査によって確認し、
今度は内側の型枠を立て込みます。
この工程を得た後、ようやくコンクリートの打設となるのです。
※前回の記事はこちらから→ 猛暑の中、現場を確認してきました・・・芦屋で建築中のRC住宅二棟
※続きはこちらから→ 芦屋で3階建RC住宅を建築中 ~「設計基準強度」と「呼び強度」
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