おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
みなさんこんにちは。
RCギャラリースタッフの松田です。
私は、ウィンタースポーツをあまりしないのですが、
2/8から始まった平昌オリンピックのニュースは毎日楽しみに見ています。
選手たちが目標に向かって努力している姿勢は、とても刺激を受けます。
これからジャンプやスピードスケートなど、これから日本人のメダル獲得が有望な競技が続きます。
寒さに負けず、残りの競技もぜひ頑張って欲しいですね!!
さて、本日は、住宅の内装に用いる木材あれこれです。
ひとえに内装木材といっても硬さや木目、色調など様々な特徴があります。
私たちが実際によく使っている木材をいくつかピックアップして、
その特徴などをご紹介します。
■ マツ( 国産材/針葉樹 )
マツヤニを多く含んでおり、水分に強く、腐りにくいため、木造住宅の構造部材に多く用いられますが、
化粧梁や敷居の摩擦部、和風住宅の内装部材にもよく使用されます。
価格は比較的安価となります。
■ ヒノキ( 国産材/針葉樹 )
それほど硬いというわけではありませんが、菌や虫などに対する耐久性が優れており、
こちらも木造住宅の構造材として人気の樹種です。
美しい光沢、特有の芳香など、和室廻りの造作材としてとても重宝されています。
寺社建築などにおいてはなくてはならない木材となっていて、比較的高価です。
■ ナラ( 国産材/広葉樹 )
素直な木肌と、裂けにくく硬いというナラの性質から、
建築材としては家具やフローリングとして使用されることが多いです。
世界的な銘木であるオークのような強靭さと強度、風格を持ち合わせているため、
「ジャパニーズオーク」とも呼ばれ、価格も並のため、海外へ多く輸出されています。
■ ウォルナット( 外国産材/広葉樹 )
伐採時は薄褐色なのですが、時間経過とともに暗茶褐色に変わります。
硬く割れにくいのですが、加工性の良い木材です。
価格は少し高価ですが、灰褐色の高級感のある色調と木目を持ち合わせているため、
家具材や彫刻、化粧単板として多く使用され、モダンなインテリアにもよく合います。
■ スギ( 国産材/針葉樹 )
現代のような製材用の機械がなくても、やわらかく、加工が容易だったため、
主に建具などによく使用されてきました。
和室の造作材、フローリングや腰板にも使用しますが、反りやすく傷つきやすいので
使用する部位には注意が必要です。
一部のブランド杉を除くと、流通する数が多く、価格も安価で使用しやすい木材です。
■ ケヤキ( 国産材/広葉樹 )
非常に硬く、耐朽性にも優れており、外見的にも木目が力強く美しいため、
日本国内で最良の広葉樹として昔から扱われてきました。
和箪笥、お盆、太鼓の胴の部分など和家具に多く使用されており、
床の間の地板や床柱にも使用され、価格は高価です。
高級感のある帯黄紅褐色は和風建築にはこれ以上無いくらいの相性なのですが、
洋風建築ではあまり用いることはありません。
■ チーク( 外国産材/広葉樹 )
良質の油、木製タールが含まれているため、塗装をしなくても摩擦などに強く、
時間が経っても肌触りが滑らかなままです。
また、耐朽性にも非常に優れており、見た目も美しいことから、
世界的に高い評価を受け、銘木の中の銘木とされています。
私たちのモデルハウス「RCギャラリー西宮」でも、フローリング材として採用しています。
希少価値が高く、価格は時価となりますが、家具や内装材、外装材など、幅広く使用されます。
以上7種類の木材を本日はご紹介しましたが、
チェリーやカリン、イチョウなどよく使用される木材だけでも、まだまだたくさんの種類があります。
フローリングや建具、家具は木材の選択によって空間の印象が全く変わります。
インテリア建材、特に床材のフローリングは占める面積割合が多いので
空間の印象を決定付けるといっても過言ではありません。
ご自身の想い描く空間を作る際には、
こういった木材の選択にもぜひこだわってみてください。
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