2018.10.01

『変動金利』と『固定金利』・・・あなたはどっちを選ぶ?

おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

みなさんこんにちは。
RCギャラリースタッフの松田です。

本日は、気になる『住宅ローンの金利の今後』について。

銀行や金融機関によって金利の形態は様々ですが、
大まかにタイプを分けると、『変動金利』と『固定金利』があるのは、皆様ご存知ですよね。

住宅ローンを決める際、どの銀行で住宅ローンを組むのかというのも大切ですが、
『変動金利』にするか、『固定金利』にするか、これが最も大切なポイントではないでしょうか?

将来、金利が上昇しても支払い額が変わることのない『固定金利』も魅力的ですが、
最近では0.6%や0.7%台が当たり前となっている『変動金利』もいいですよね。

ではどちらを選べば良いのでしょうか?

それぞれのメリット、デメリットは、以下の図の通りです。

変動金利・固定金利 メリットデメリット

それでは、もう少し詳しくそれぞれの特徴を見てみましょう。

【変動金利】

変動金利の金利は半年ごとに見直されますが、
返済額が半年ごとに変わるわけではありません。

返済額の変更は基本的には5年ごとに行なわれます。

また、5年ごとの返済額の変更は、前回の125%までしか上がりません。

例えば、月々の返済額が100,000円で金利が140%上昇した場合は以下の計算となります。

× 100,000円×140%=140,000円
 100,000円×125%=125,000円

しかし、これは得をしているのではなく、
残りの15%は、次の返済額変更時に繰り越されることになるので、注意が必要です。

【固定金利】

固定金利は予め定めた期間においては、世の中の金利がどれだけ上昇しても、
金利は見直されず、月々の返済額は全く変わりません。

決められた期間とは、固定金利の中でも
固定金利期間選択型と全期間固定金利型があるからです。

固定金利選択型は契約時に3年、5年、10年などといった
固定金利期間を選択することができます。

固定金利期間が終わった後は、次の金利タイプを選択します。

引き続き固定金利を選択することも可能ですが、
この際は、金利水準が加味されるため、一番安心できるのは全期間固定金利型となります。

結論はどちらがいいのでしょうか?というお話ですが、
『変動金利』『固定金利』共にメリット、デメリットがあるため、
一概に「どちらがいい」とは言えないのが正直なところです。
いろんな情報を鑑みて各家庭のライフスタイルに合わせて
選択いただくのがベストだと思います。

ただ確かに言えることは、現在の金利水準が「史上最低金利」であろうということ。
であれば住宅を購入される方には、「借り時」です。

実際に私の知り合いの方(住宅業界の方です)も二名、
今年に入ってマイホームを購入されました。
ちなみに二人とも変動金利を選択されています。

今後は徐々に金利の低下が終わり、上昇に転じるといった見方もありますが、
いつ本格的な金利上昇になるのかは誰も分かりません。

2019年10月には消費税が10%に引き上げられる予定ですが、
これまでも増税後は一定期間景気が落ち込んだことからも、
現在の金融緩和策は継続される(=金利は上昇傾向にはならない)といった見方もあります。

さきに紹介した知り合いに聞くと、「変動金利」でローンを組んで、
10年間の住宅ローン減税還付金を貯めておき、10年後からは早めに繰り上げ返済で完済を目指すそうです。

あるお客様は将来の金利上昇が不安ということで全期間固定金利のフラット35を選択されました。
また固定と変動をミックスさせ、10年固定金利型など低金利の固定期間を延長された方もおられます。

いずれにしても超低金利の今だからこそみなさん真剣に検討されたことでしょう。

「変動金利」と「固定金利」
将来の金利動向の判断は人それぞれですが、
マイホームを真剣にお考えの方にとっては、超低金利の現在がまさに「買い時」だと思います。


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