おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
みなさんこんにちは。
RCギャラリースタッフの松田です。
朝晩の冷え込みがだいぶ厳しくなってきましたね。
体調を崩されている方も多いと思います。
本日11/26は『いい風呂』の日だそうです。
いつもシャワーだけで済ませてしまう方も
今日は湯船にゆっくり浸かって体温め、
日頃の疲れをとってみられてはいかがでしょうか?
さて、本日も神戸市中央区で進行中の、
3階建てRC住宅大規模改修工事リポートをお届けします。
先日は1階テラス部分の防水工事を行ないました。
今回は、ニッタ化工品株式会社のソフランシールという
ウレタン塗膜防水を採用しました。
まずは下地の清掃を行ないます。
下地の状態を確認しながら、
ほこりや油脂、サビ等の汚れがないように作業します。
次に防水膜の付着性を向上させるため、プライマーを塗ります。
ローラーや刷毛を使い、塗りムラがないように丁寧に塗布します。
今回、既存のテラスには収縮目地材が入っていました。
そのまま防水をおこなうと、「防水切れ」を起こしやすいので
撤去してコーキングを充填しました。
プライマーが乾燥した後、SSAシート(複合通気緩衝シート)を
施工要領に基づいて貼り付けます。
こちらのSSAシートは裏面が粘着タイプになっていて、
プライマー処理をした上にそのままを貼ることができます。
ジョイント部分はしっかりと重ね貼りをして防水性能を高めます。
下塗り材を刷毛やローラーで、ムラなくまんべんに塗布します。
特に排水ドレンまわりや入り隅部分は念入りに作業します。
下塗りが硬化したら、上塗りのウレタン防水材(グレー)を
塗膜が均一の厚みとなるよう塗布します。
最後にトップコート(保護仕上材)を塗布すれば完成です。
トップコートは紫外線や外気から防水材を保護する役目をしており、
歩行の際は摩擦や汚れをブロックしてくれます。
コンクリートの建物はしっかり防水層を設けることで、
コンクリートの中性化を防ぐこともできます。
屋根やテラスは定期的に防水メンテナンスが必要な部位です。
コンクリートの中性化が進めば、万一クラックが発生した場合に内部の鉄筋が錆び、
膨張することで、爆裂や剥落を起こすこともあります。
屋根やテラスの場合、直下の階に雨漏りが起こる危険性もあります。
鉄筋コンクリート住宅は優れた耐久性が自慢ですが、
維持メンテナンスを定期的に行なうことがで、
より高寿命で資産価値の高い建物になるのです。
『神戸でのRC住宅外断熱改修工事』
基本性能が高いRC住宅を、本当に価値ある住まいに変える私たちの取り組みを
引き続きご紹介してまいります。
※前回の記事はこちらから→神戸のRC住宅外断熱改修工事・・・3階建ては階段の段数が肝です!
※続きはこちらから→神戸のRC住宅外断熱改修工事・・・完成まで残り2週間!
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