2014.02.02

今ならどっち?固定金利と変動金利

おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは。営業の沖田です。

住宅金融支援機構が1月24日、民間住宅ローンの2013年度におこなった
貸出動向調査結果を公表しました。対象年度は2012年度。
住宅ローンを取り扱っている民間金融機関336(有効回答309)に金利や
審査に関するアンケートをおこなった結果をまとめています。

(クリックで拡大します。↓)

今ならどっち?固定金利と変動金利① 三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚
 

2012年度の新規貸出額の金利タイプ別の構成比をみると、2011年度同様に
全体の7割近くの方が「変動金利型」を選ばれています。
ちなみにフラット35に代表される「全期間固定型」は2012年度は全体の3.9%。
でも・・・
住宅金融支援機構のホームページを見ると、この傾向も地域によって
大きく異なるようです。

(クリックで拡大します。↓)

今ならどっち?固定金利と変動金利② 三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚
 
南関東や近畿では80%以上を「変動金利型」が占めていますが、
北陸や四国では10%前後、北海道にいたっては0.6%とかなり低い数字になっています。
北海道では「3年固定」がもっとも多く65.2%、「全期間固定型」も25.6%と
他の地域よりもかなり高い比率です。

「どうして?」
住宅ローンを組む際には少しでも金利負担を減らしたいのは誰しも思うところ。
ご自身でよく調べられて判断される方もおられますが、実際にはハウスメーカーや
住宅会社が勧める金融機関や商品を選択されるケースが多いと思います。
実際に三和建設で建築いただくお客様も「変動金利型」を選択される方が圧倒的に
多いのですが、北海道エリアで「固定金利型」を選ばれる方が多いのは驚きです。

住宅ローン選びのポイントの一つに、今後の金利見通しがあります。
変動型の金利の場合、金利が上昇すれば固定金利型に変更できるメリットはありますが、
将来の金利上昇が不安で、すぐに金利が上昇するような情勢であれば、はじめから
固定金利型を選択するのもひとつの手です。

では、これからの金利見通しは一体どうなのでしょうか?
「先のことは誰にも分からない」のですが、関係者やネットを見ると
「今後、金利が上昇することはあっても、大きく上昇することはない」
との意見が多いようです。

「景気回復やデフレ克服、インフレ実現に向けて大規模な金融緩和が行われている
ことに加え、中長期的に見ても、日本は少子高齢化により消費が伸び悩み、
金利が上昇しにくい状況になっている。特に住宅ローンの変動金利については、
指標となる短期金利が日銀の金融政策によって直接的にコントロールされているため、
さらに上昇しにくいと言える。」(ネットより拝借)

半面「景気は回復しつつあって、そうなると金利も上昇する」との意見もあって、
これから住宅ローンを組もうとお考えの方には住宅会社を選ぶのと同様に
悩まれる選択ですね。

 

 
兵庫・大阪で建てる高品質&ローコストのデザイン注文住宅。
「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をRC住宅で叶える。
宝塚・尼崎・西宮・芦屋・神戸の鉄筋コンクリート住宅なら三和建設