おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは。営業の勝田です。

現在、宝塚市から少し離れた三木市において、15年前に別の施工会社さんで
建築された鉄筋コンクリート造住宅の全面改装とあわせて部屋数を増やすために
増築工事をおこなっています。
お引き渡しまでもう少しなので、工事の進捗確認に現地へ行ってきました。

宝塚では桜はもう散り始めましたが、ここ三木市では今が満開です。

今回の工事は大規模改修工事＋増築工事ですので、オーナー様は大手ハウスメーカー含めて
数社に声がけをされており、各社から提案を受けられていました。
最終的には、コンクリート住宅の扱いに長けているとの理由で、
当社で進めていただくことになりました。

１月初めに内部の解体工事から始まりました。
まず床も天井も壁も全て撤去して、コンクリート躯体だけのスケルトンの状態にしました。

その後、オーナーと当社の設計にて練りに練った新しい間取りへと工事を進めています。
従前の建物では、せっかくのコンクリート住宅のポテンシャルを活かしきれておらず、
「夏は暑い、冬は寒い」といったマイナスの要素が目立つ家となっていました。

そこで今回は、設備機器やインテリアの提案と合わせて、風通しや断熱材の補強、
窓ガラスの入れ替えといった性能面も大幅に向上させる工事をおこなっています。

一枚ガラスが入っていた窓サッシは、全て断熱効果の優れているＬＯＷ－Ｅペアガラスに
入れ替えました。

玄関ドアを開くと、真正面にアクセントウォールがあります。
上部にはちょっと細工がしてあって、間接照明を仕込みます。

ウォールウォッシャーライトとして、仕上がりが楽しみです。

家族の集うリビングは折り上げ天井に。
天井裏には照明や設備配管もあって、天井高さを上げることが
難しい時でも、こうすることで空間に広がり感が生まれます。

大勢の方が集えるようにと、和室も大幅に変更しました。
仏間や床の間も設けて、10帖のスペースに広げています。

最初から取り付けてあるアルミサッシはサイズを変えたり移動したりできません。
設計の段階では現状をしっかり測量した上で、新しい間仕切り壁や細部のディテールを
良く検討しなければなりません。

こちらは対面キッチン横のカウンター収納。
上部の棚の奥には、インテリアコーディネーターが提案した美しいモザイクタイルが
貼ってありました。

→　コンクリート住宅改装工事レポート！②　に続く

※前回の記事はこちらから→ガレージのある家～増築棟工事中！
※続きはこちらから→コンクリート住宅改装工事レポート！②

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