おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。RC建築部現場監督の藤原です。
今日は私が担当する鉄筋コンクリート住宅の様子をお伝えします。
宝塚駅のほど近く、武庫川を見下ろす立地で建築中の「屋上のある家」では、
先日最上階のコンクリート打設をおこないました。
当日の天気は「快晴」。日中の最高気温は21℃。
青空の下、絶好の工事日和となりました。
この日は2階部分の壁と屋上の屋根部分のコンクリートを打設します。
まずはいつものように朝礼をおこない、打設前の注意事項を確認しました。
そしていよいよコンクリート打設工事が始まります。
建物横に配置されたコンクリートポンプ車からは、ブームが伸ばされました。
ほどなく第一便のミキサー車がやってきました。
打設前には必ずコンクリートの受け入れ検査(→こちら)をおこない、品質を確認します。
検査に合格すれば、ポンプ車を経由して作業員の待つ最上階へ圧送します。
初めに2階壁部分にコンクリートを流し込みます。
壁の厚みは18センチ。強固に組まれた型枠の間に慎重に流し込んでいくのです。
ここで注意しなければならないのが、「コールドジョイント」です。
「コールドジョイント」とは、コンクリートの打設の際、次の打設までに時間の
間隔が開いて(ミキサー車の入れ替え時など)、前に打ち込まれたコンクリートと
後から打ち込まれたコンクリートが一体とならない状態を言います。
「コンクリート打ちっ放し仕上げ」の場合には、こうした施工不良がそのまま表面に
現れるので、現場では特に慎重に作業を進めています。
上階ではコンクリートの充填時にバイブレーターで振動を与えます。
壁の外側では型枠の隅々にまで行き届くように木槌で型枠を叩きます。
密実なコンクリートを作るには、この連携がとても重要なのです。
こうして予定通りに作業は終了しました。
平滑で美しいコンクリート打ち肌とするためには、
作業員全員の協力が必要なのです。
※続きはこちらから→「屋上のある家」建築中 ~屋根の上から見た景色
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