おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
営業の吉川です。
今回は住宅エコポイントについて書いてみます。
今回で3回目の実施となる住宅エコポイント制度ですが、
実は正式名称は各回異なっています。
今回のエコポイント制度の正式名称は「省エネ住宅ポイント」です。
「そもそも『エコポイント』って何?」
いまさらですがあらためて国土交通省のホームページを見ると・・・
「省エネ住宅ポイント制度とは、省エネ住宅の新築やエコリフォームの普及を図るとともに、
消費者の需要を喚起し、住宅投資の拡大を図る事を目的とし、一定の省エネ性能を有する住宅の新築や
エコリフォームに対して、様々な商品等と交換できるポイントを発行する制度です。」
エコポイント復活の最大の目的は、消費税増税で低迷する住宅市場の活性化です。
以前にも触れましたが、日本の産業別労働人口統計を見ると、建設業単体はもとより、
資材や流通など関連する業種としてかなりの人が建設関連の仕事に従事していると言われています。
ここを活性化することで、景気も良くなる、という狙いですね。
では、エコポイント対象となるRC住宅にするには、どうすればよいでしょうか?
鉄筋コンクリート構造の住宅の場合、
①省エネ法に基づく「トップランナー基準」相当の住宅
②一次エネルギー消費等級5(低炭素基準相当)の住宅
どちらかの性能を満たす必要があります。
何やら複雑でレベルの高い基準のようにも見えますが、
もともと「長期優良住宅」標準仕様となっている当社の鉄筋コンクリート住宅なら
この基準をクリアすることはそれほど難しくはありません。
ただし、対象住宅と認められるには、行政や民間の審査機関へ申請書類を提出し、
省エネ性能を証明する書類を発行してもらうことが必要です。
この申請は建築主が直接おこなってもよいのですが、図面や書類作成など
実務としてちょっと手間のかかる厄介な作業が必要になります。
ですから、建築会社が代行することが多いようで、当社も手馴れた設計者がおこなっています。
ちなみに申請書類の一例がこちら。
工法や断熱材の厚さだけでなく、冷暖房機器の種類や給湯設備、照明器具やトイレが節水型になっているか?
など、要するに「家全体で省エネを考えたつくりになっているか?」を審査するのです。
こうして手に入れたエコポイントは、全国各地の特産物や商品券、プリペイドカード、各種団体への寄附として
利用でき、「即時交換」と呼ばれている追加工事やグレードアップ工事費用にも充当できます。
過去の事例を見ると、当社の場合ではほとんどの方がこの「即時交換」を選ばれました。
住宅購入者を後押ししようと、国がせっかく設けた制度ですから、上手に利用したいものです。
各補助金や制度についても、三和建設に何なりとご相談ください。
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