おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
営業の沖田です。
梅雨に入ったとたん、今日は肌寒い雨が降っています。
季節の変わり目です。どうぞ皆さん、体調にはじゅうぶんにお気をつけください。
家を設計する際、鉄筋コンクリート住宅の設計者は
家自体の計画と並行してアプローチやガレージ、庭といった外構計画も
同時進行で考えています。
特に道路から玄関に至るアプローチの取り方については
設計者の家に対する想いが現れるので、当社では外構工事計画も建物と同時に
ご提案しています。
「家の品格・・・」
大げさかもしれませんが、外まわりの植栽や塀の配置によって
より一層コンクリート住宅を惹きたてることができるのです。
とはいえ、都市部での住宅建築の場合、敷地面積の制約があります。
限られた条件の中で、通りを往く人に目を向けさせるかは設計者の腕の見せどころなのです。
いろんな手法があるはずですが、そのひとつに「緑」を配置することがあります。
「シンボルツリー」といわれるもので、樹形のよいものを正面に一本植えることで
鉄筋コンクリート建物が惹きたちますし、一本だけならお手入れも簡単です。
「初夏の爽やかな風が吹く昼下がり・・・」
コンクリート打ちっ放しの壁に樹木の陰がゆらゆらと揺れています。
「西の空に陽が沈み、街の灯りがともり始める頃・・・」
シンボルツリーがライトアップされ、樹影が建物の落ちています。
RC住宅の設計者は、そんなシーンを想い描きながら、建物を創るのです。
そんな「シンボルツリー」ですが、
「落葉と常緑」、「良く陽が入る場所か日陰か?」「実がなる、ならない」など
たくさんの選択肢がある中で、人気の樹種(当社もよくご提案しています)をご紹介します。
やはりご要望の多いのは、
「樹形がよくて、手入れが簡単、そして葉が落ちない木」
そこでおすすめしたい樹木のひとつが「シマトネリコ」。
株立ちした幹に細い枝、小さめの葉が繁り、全景を見ると円を描くような樹形になります。
シマトネリコは風に揺られる姿も絵になります。
また地面から伸びる幹の部分には葉がつかないので、この姿をうまく利用して
目隠しに使うこともよくあります。
写真は当社のRCの家モデルハウス正面のシマトネリコで、植樹して10年目の姿です。
刈り込みにも強く(スタッフが定期に刈っています)、ここまで育つと水遣りも
真夏以外はしていません。
次は「ソヨゴ」です。
こちらも当社のモデルハウスの中庭に10年前に植えたソヨゴです。
中庭ですので、少し日陰になる時間が多いのですが、成長はかなり早く
写真の薄緑に見える葉は新しく芽吹いた若葉です。
モデルハウスでは年に数回刈り込んで樹形を整えています。
下の幹部分にも枝が伸びて葉が付くのですが、モデルハウスでは刈り取って
見た目スッキリとさせています。
実際に何年か管理してみて、ソヨゴはシマトネリコよりも成長が早いですね。
放っておくと上や横方向にどんどん伸びてスタイルが崩れてしまうので
脚立に乗って定期的に剪定しています。
兵庫・大阪で建てる高品質&ローコストのデザイン注文住宅。
「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をRC住宅で叶える。
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