おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
営業の沖田です。
今回ご紹介するのは、神戸市垂水区で建築中の鉄筋コンクリート住宅。
こちらの住宅は、設計は協力設計事務所、施工を三和建設にて取り組んでいます。
現場ではコンクリート躯体が完成し、建物内部の仕上げ工事に取り掛かっていました。
木造住宅の場合なら、建築会社が変わっても内装仕上げに使用する部材や手順はさほど変わりませんが、
鉄筋コンクリート住宅の場合には、各社毎にさまざまな取り組みがなされています。
「このフローリングの下はどうなっているのですか?」
コンクリート住宅を検討いただく中で、そんな質問をよく受けます。
そこで今回は室内の床仕上げの工事の様子をお伝えします。
躯体工事が完成すると、建物内部は「コンクリート剥き出し」の状態です。
ただ外部に面する壁や天井には、型枠にセットして打ち込んだ断熱材が現れていますね。
「床」の仕上げ工程では、はじめに床の不陸を調整する「レベリング」を施工します。
躯体工事で床のコンクリートを打設した直後には、左官職人が念入りに床面を均すのですが、
仕上がりの表面には多少の不陸や凸凹が残ってしまいます。
この不陸や凹凸を、できるだけ薄くて平滑な下地とするために施工するのが「レベリング」工事です。
レベリング材は専用車輌で現場に納入されます。
レベリング材は床に流しこむことによって、床一面に均等に広がる特性があります。
これで乾けば、不陸のない平滑な床面となるのです。
テナントや事務所の用途であれば、このレベリング施工の上から、
タイルや長尺シートを貼ったりする場合もありますが、
住宅として使うにはとにかく固くて、とても疲れてしまいます。
それにコンクリートは施工直後からしばらくは湿気を放出していますので、
フローリングなどの木質系材料は変色したり、反ったりしてしまうのです。
そこで三和建設では、標準仕様として断熱材とパーチクルボードを張り合わせた
「断熱複合板」を敷き詰めています。
こちらが断熱複合板です↓
コンクリートボンドを使って床に敷き込みます。
断熱複合板を施工することで、個人差はあるのでしょうが、
「コンクリート床の上に立っている=固い」
といった感覚は無くなり、木造住宅の床と比べても何ら遜色ありません。
もちろん、転んでも痛くありません(笑)
リビングの床には、床暖房パネルが敷かれていました。
断熱複合板の上にパネルを敷くことで、
パネルから発せられた熱がパネルの下に逃げるのを防ぐ効果があります。
「高性能な鉄筋コンクリート住宅で、より快適に過ごしていただくために・・・」
三和建設の住宅には技術者のこだわりが詰まっているのです。
兵庫・大阪で建てる高品質&ローコストのデザイン注文住宅。
「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をRC住宅で叶える。
宝塚・尼崎・西宮・芦屋・神戸の鉄筋コンクリート住宅なら三和建設。