2016.04.12

建物の安心は地盤から!「地盤改良工事」着工です。

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

皆様、こんにちは。
展示場スタッフの吉川です。

西宮市で建築している3階建てRC住宅の
施工をお届けいたします。

地盤改良工事が始まりました。

西宮市3階建RC住宅地盤改良工事

地盤調査結果(ボーリング柱状図)に基づいて、
所定の深さ(GL-4.5m付近)まで掘削いたします。

地盤調査結果(ボーリング柱状図)
※クリックで拡大します。

所定の深さ(GL-4.5m付近)まで掘削

掘削で採取した土質とボーリング調査工事時に採取した土質サンプルとを見比べ
想定している土質と相違がないかを確認しています。
地盤改良方法の決定には、支持地盤の強さ(N値)の他に
土質(砂質、粘土質など)も考慮されますので現場確認が不可欠です。

 

支持層はGL-4.15mで確認

支持層はGL-4.15mで確認できました。地盤調査結果の通りです。

 

セメント系固化材の使用量確認

こちらはセメント系固化材の使用量確認です。

今回採用した地盤改良の方法は、木造でも一般的で施工実績の多い「湿式柱状改良杭工法」です。

「湿式柱状改良杭工法」は、良好な地盤まで掘削した後、
オーガー先端よりセメントミルク(セメント系固化材と水を混ぜたもの)を注入して
土と攪拌させながら引き上げることで、土中に改良杭を何十本と作る工法です。

今回の杭は直径80センチ、深さは3.24m~3.69mを計画しています。

湿式柱状改良杭工法

地盤改良工事

地中は見えない場所です。
施工監理者としてきちんと施工が出来ているか入念な確認が求められます。

 

改良杭のテストピースを採取

本日おこなった改良杭のテストピースを採取して後日、強度試験をおこないます。

鉄筋コンクリートの建物重量は、木造の約5倍もあります。
確かな地盤なくして、鉄筋コンクリート造の安心はありません。

厳しい施工監理のもと10月の完成まで約半年間、工事は進んでいきます。


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「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をRC住宅で叶える。
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