2016.05.13

“癒しの空間”屋上庭園を作りました!その①・・・RCギャラリー西宮

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

鉄筋コンクリートのモデルハウス「RCギャラリー西宮」は

5/3のグランドオープンから10日目を迎えました。

このモデルハウスの工事が始まったのは昨年の11月。

どうしてもGWにオープンしたかったため、工期は5ヶ月間と、

通常よりも約一ヶ月短縮しての工事でした。

 

そのため一部に未完成部分が残り、GW期間中にご来場いただいた方には

パーフェクトな姿をご覧いただけず大変失礼しました。

未完成部分のひとつが「屋上庭園」です。

本日は遅ればせながら、「屋上庭園」施工の様子を

スタッフの沖田がご紹介します。

 

 

「屋上に木々が見えたので気になって・・・」

「屋上に木々が見えたので気になって・・・」

もう閉店してしまいましたが、「RCの家」宝塚展示場では

来場いただいたお客様からよくそんなお声を聞きました。

鉄筋コンクリート住宅の屋根は、木造とは違って基本的にフラットなので

屋上をテラスや庭として利用される方が多いのです。

「RCギャラリー西宮」の屋上利用のコンセプトは

『アウトドアラウンジ』

非日常の“癒しの空間”を創るため、屋上の一部に庭園を設けます。

「屋上に土を入れるなんて、雨漏りとか大丈夫?」

はい、大丈夫なんです。

鉄筋コンクリートで造られた商業施設の屋上緑化はもはや珍しい風景ではありません。

今回は屋上緑化の施工実績が豊富な東邦レオさんの屋上緑化工法「ビバソイルシステム」

を採用しています。

東邦レオさんの屋上緑化工法「ビバソイルシステム」

 

メーカーさんのHPによると・・・

ビバソイルシステムは、水持ちが良く、自然土壌の約半分の軽さの人工土壌「ビバソイル」

を主体に、排水層、自動灌水設備や樹木地下支柱、植栽見切り材などの各種資材を

組み合わせたトータル屋上緑化システムです。

低木の緑化から高木を取り入れた本格的な屋上ガーデンまで幅広い対応が可能になります。

屋上庭園は土の部分の深さや重さに制約があります。

さらに樹木が育つには適度に保水性が必要で、そうした土壌を作ることは

じつはとても難しいことなのです。

 

それでは、施工の様子をご紹介します。

まずはコンクリート面に「耐根シート」を敷設

まずはコンクリート面に「耐根シート」を敷設します。

植えた樹木の根が伸びて、防水層を痛めたりしないようにするためのシートです。

次に樹脂製の「土留め枠」を設置します。

次に樹脂製の「土留め枠」を設置

花壇の形状に合わせてオーダー

花壇の形状に合わせてオーダーしているので、ピッタリ納まりました。

工事はこの後、屋上緑化の肝とも言える「貯水・排水層」を設けます。

→その②に続く。

※前回の記事はこちらから→家具もこだわっています!・・・RCギャラリー西宮
※続きはこちらから→“癒しの空間”屋上庭園を作りました!その②・・・RCギャラリー西宮
 
※RCギャラリー西宮に関するブログはこちら
※RCギャラリー西宮 「モデルハウスのご案内」は こちら 

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