おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
毎日暑い日が続いています。
それでも、RCギャラリー西宮のある西宮市越水町界隈では、
陽が傾き始めると、南からの心地いい風が吹き始めます。
暑さも一段落し、街に明かりが灯る時刻、ふと上を見上げると・・・
大きく張り出した軒天に、鉢植えの樹木の影が浮かび上がっていました。
天井に浮かび上がった影は、まるで影絵のよう。
閉館作業の手を止めて、しばし揺れる樹影を見つめていました。
実はこうした演出も、設計者の意図するところなのです。
時間帯毎の建物の表情を創り出すのも、設計者の力量次第といったところでしょうか。
RCギャラリー西宮の自慢のひとつが2階に設けられたガラス張りの打合せ室。
本日はその打合せ室から眺む鉢植えの木々たちを紹介します。
3本の鉢植えはそれぞれ違う樹種で、どれも実がなる木です。
シンボルツリーはどれがいいか検討されている方は
花や実、樹形などを見比べてください。
まずは亜熱帯地域原産の果樹、『フェイジョア』
南米ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部が原産で、
熱帯性の植物なのに寒さに強いのが特徴の常緑低木です。
一般的には3mくらいまでに成長します。
5~6月頃に咲く花は甘味があり、“食べる花” エディブル・フラワーとして
食用にも利用されています。
10~12月頃になると、パイナップルとバナナ、リンゴを混ぜたような香りの果実がなります。
フェイジョアは、自分の花粉だけでは、実が成りにくい性質『自家不和合性(じかふわごうせい)』
をもつ果樹です。
花のみを観賞する場合は1株でかまいませんが、収穫を望むなら違う品種を複数植える必要があります。
結実年数(実が成るまでの期間)は、苗で2~5年、種からの発芽で3~10年かかるそうです。
“桃栗3年、柿8年” といいますし、
モデルハウスで果実が楽しめるようになるにはしばらくかかりそうです。
次回は、『ジューンベリー』と『オリーブ』をご紹介いたします。
※前回の記事はこちらから→住まいに癒しを与えてくれる中庭の木々たち ~その②
※続きはこちらから→花も果実も楽しめるモデルハウスの木々たち・・・その②
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