おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
RCギャラリースタッフの沖田です。
三和建設の鉄筋コンクリート住宅は、建設部門である「RC建設部」が携わりますが、
宅地開発や土留め擁壁を造るのは土木部門の「開発・造成部」がおこないます。
社内に土木部門があることで、造成工事を伴う建築計画も、
初期段階から設計・施工(特にコスト)の両方を検討しながら進めることが可能で、
「三和さんなら」と、これまでも数多くの依頼をいただいてまいりました。
今回は敷地が道路より一段高い場合にご要望の多い、
「掘り込みガレージ」「地下車庫」についてお話します。
眺望を求めて、西宮や芦屋、宝塚の山手エリアで土地をお探し場合、
よくあるのが「道路と敷地に高低差がある」ケースです。
高低差の程度にもよりますが、こういった土地で建物を建てるには、
宅地の安全性の確保や、駐車場を確保するための「造成工事」が必要となり、
建築費用は「建物費+造成費」で考えなければなりません。
「掘り込みガレージはいくらでできますか?」
ホームページをご覧になってよくお問合せいただくのですが、
敷地高低差の程度や前面道路の幅員、隣地との空き寸法や地盤の固さなど、
コストに関係する項目が多くて即答できないのが本音で、
建築・土木の技術者が必ず現地を確認した上でお答えするようにしています。
一口に「掘り込みガレージ」と言っても、いろんな考え方があるのでご紹介します。
すでに宅地が完成している分譲地に多いのがこちらです。
建物とは完全に独立した掘り込みガレージとなっています。
最近の造られた分譲地なら、たいていは木造家屋がガレージの上に載ることを想定して
構造計算がされているはずです。
しかしながら、敷地高低差が2.5~3.0M程度でガレージの上端が地面ギリギリの場合では
排水の納まりや基礎の形状を考えると上物(建物)はガレージから離して建てるほうが
施工しやすいはずです。
住まい手の使い勝手からすると、このケースの場合は雨天時や長い外階段がデメリットになります。
また、小さなお子さんや高齢者のいるご家庭では選択肢から外れるはずです。
次にご紹介するのは、掘り込みガレージと上物(建物)を一体化するケースです。
この場合、メインの玄関は外階段を上がった上に設けていますが、
普段家族が使うセカンド玄関や階段はガレージ奥に設けています。
これなら雨の日も濡れずに家に入ることができますし、エレベーターを設ければ
上下階のバリアフリーも可能になります。
【提案事例】
【施工事例】
完成した建物だけを見ると気付かないかもしれませんが、
高低差のある造成工事は施工技術や経験がモノを言います。
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