おかげさまで創業52年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
快晴に恵まれた今日3月30日、関係者が集まってまもなく始まろうとする
三和建設新社屋新築工事の起工式をおこないました。
宝塚市小浜の建築地には、建物の外枠を示す地縄(じなわ)が張られていて
新しく建つ新館の規模や配置を確認することができます。
新館の建坪は約202坪(約668㎡)。階数は5階建となります。
普段見慣れている個人住宅の地縄と比べると、さすがにその規模の大きさに驚きます。
開始時刻となりました。
式典に先だち、まずは式場の入口に用意した手水で手や口を清めてから
会場内に入り席に着きます。
新社屋起工式(地鎮祭)の式次第はこのとおりです。
① 手 水 (てみず/ちょうず) ・・・神事会場に入る前に、手を洗い、心身を浄めます。
② 修 祓 (しゅばつ) ・・・神様を招くにあたり、失礼のないように、諸々の穢れをお祓いします。
③ 降神の儀 (こうしんのぎ) ・・・祭場に神様をお迎えします。
④ 献 饌 (けんせん) ・・・神饌を神様にお供えします。
⑤ 祝詞奏上 (のりとそうじょう)・・・ご神職様が祝詞を奏上し、参列者一同で祈願します。
⑥ 清祓の儀 (きよはらいのぎ) ・・・敷地全体のお祓いをします。
⑦ 地鎮の儀 (じちんのぎ) ・・・青草の乗った盛砂をその土地に見立て、設計者・施主・施工者で敷地を均します。
⑧ 玉串奉奠 (たまぐしほうてん)・・・玉串を神様に奉り拝礼する儀式です。
⑨ 撤 饌 (てっせん) ・・・神饌を神様の前からお下げします。
⑩ 昇神の儀 (しょうしんのぎ) ・・・お迎えした神様にお帰りいただく儀式です。
⑪ 神酒拝戴 (しんしゅはいたい)・・・神様にお供えしていた御神酒をおさげして、参列者一同“かわらけ”にて頂戴します。
本日の司会進行はRC建設部の若手設計担当・黒野社員。
初めての大役にかなり緊張しております(笑)
清祓の儀(きよはらいのぎ)では、代表取締役社長の藪内が場内をまわり、
工事の安全と無事完成を祈願しました。
地鎮の儀(じちんのぎ)で使用するのは、こちらの祭具です。
まず設計者が斎鎌(イミカマ)で斎砂の草を刈り取り、次に施主が斎鍬(イミクワ)で耕します。
その後、ご神職様が祭具の入った鎮め物を埋めます。
最後に施工者が忌鋤(イミスキ)で敷地を均します。
鋤を手に取ったのは、新館工事担当の田浦監督。まだ30代の若きRC技術者です。
地鎮の儀(じちんのぎ)は施主、設計者、施工者が共同で土地を均すことで
土地の守護神をお祭りし、敷地の安全と繁栄、そして工事の安全を祈願する儀式なのです。
こうして設計担当・黒野社員の円滑な司会のもと、
三和建設新社屋新築工事は滞りなく終えることができました。
最後に神酒拝戴(しんしゅはいたい)。供えてあった神酒で乾杯です。
乾杯に先立ち、本日の起工式の斎主を務めていただいた松尾天満宮・金岡宮司様から
ありがたいお言葉を頂戴しました。宮司様、ありがとうございます。
三和建設はおかげさまで今年創業52周年を迎えております。
新社屋の建設を期に、さらなる50年を目指し、住まい創り・街創りに励んでまいります。
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