こんにちは。営業の沖田です。
見上げると、だいぶ空が高くなってきました。
休日に出かけた際、流れる雲のコントラストにパチリ。
まだまだ残暑厳しいですが、そこかしこに秋の気配を感じています。
今回は、「いつ起こっても不思議ではない」
と言われている東海・東南海・南海地震について。
内閣府がこの地震による被害想定を先日公表しました。
あまりにも大きな被害想定の数字に言葉を失います。
それでも、被害想定では減災措置として、津波からの早期の避難や住宅の耐震化などが確実に
行われた場合、死者は約32万3000人から約6万1000人に激減するとしています。
内閣府の藤山参事官曰く、「あきらめずに正しく恐れてほしい」
国の早期の防災対策にも期待しますが、我われもできることから、確実に準備していきたいものです。
「なぜ、いま巨大地震が起こるのか?」
その理由をまとめてみました。
参考にしたのは内閣府の防災情報ページ。
これまでに、この南海トラフで発生した大きな地震をみると、
東海・東南海・南海震源域3つが連動して発生することが多かったのです。
そしてその周期は、およそ100年から150年となっています。
直近では1944年と1946年に南海と東南海地震が発生していますが、
東海地震においては、1854年の安政東海地震以来、現在まで158年間発生していません。
ちなみに1854年(安政元年)は、日本は幕末で、米国使節ペリーが前年に続き再び浦賀に
来航して江戸中が大騒ぎになった年。幕末のヒーロー坂本龍馬は、江戸で北辰一刀流千葉道場
での剣術修行を終えて、土佐に帰国した年です。ずいぶん昔のことですね。
地震が発生するメカニズムを見てみましょう。
地球の表層は、プレートと呼ばれる硬い板がパズルのように敷き詰められていて、
そのプレートは少しずつ移動し、押し合いを続けています。
プレートは矢印の方向に移動しています。
日本に関係するプレートは、ユーラシア・フィリピン海・太平洋・北米の4枚。
このうち、東海・東南海・南海地震の三つの震源域に関係するのは
ユーラシアプレートとフィリピン海プレートです。
長い年月をかけて、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが潜り込み、
ユーラシアプレートに歪みが生じます。この歪みが限界に達した時、
ユーラシアプレートが跳ね上がり、地震が発生するのです。
158年もの間、蓄積されたエネルギーが一気に解放されるため、未曾有の巨大地震
が発生すると予想されています。⇒その②に続く。
※続きはこちらから→気になる地震 その②
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