おかげさまで創業52年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
皆様、こんにちは。
RCギャラリースタッフの吉川です。
お客様に計画建物のプレゼンをおこなう際、
どんなものを提出するかは会社によって異なります。
プレゼンの際、平面図やパースを前にして説明するのですが、
それだけではうまく設計意図が伝わらないもどかしさを感じることがあります。
そんな時、活躍するのが建築模型です。
今回はRC住宅の提案には欠かせない模型制作の様子をご紹介します。
三和建設では、模型作成は私たち営業スタッフがおこないます。
営業の仕事は、
アプローチ → ヒアリング → プレゼンテーション → クロージング → フォロー
と云われます。
私の場合、一日に3~4件のお客様を訪問することもしばしばで
日中は外回りや打合せ、夕方よりデスクワークとなる日が多いです。
おのずと模型を製作するのは夕方以降になり、
時間を繋ぎ合わせての作業は数日を要することもあります。
模型はいわゆる「白模型」を作ります。
色を付けず、あえて白模型とするのは、お客様に外壁の仕様や色(タイル貼やコンクリート打ちっ放しなど)
をイメージしてもらいたいからです。
今回は平坦地での計画なので、細かな敷地高低差の再現は省略しましたが、
高低差のある土地での計画は、できるだけ忠実に模型で再現するようにしています。
こちらは掘り込みガレージ付きの3階建て住宅。
道路から建物の見え方、階段を含めたアプローチの取り方など
模型をご覧いただければ一目瞭然です。
ただ・・・どんなに模型作りに慣れていても、やはり相当な時間を要します。
こちらは高台の斜面地に建つ鉄筋コンクリート住宅です。
部屋から見える眺望も重視したいですが、下の道路から見上げる外観も重要です。
「うわあ、こんな風に建つんですね!」
模型を前にすると、ご夫婦の間でも会話が弾むようです。
これって、とても大切なことだと思います。
今回私が作った模型を前に、お客様と屋上利用の方法について打合せしました。
話題は2階バルコニーから屋上に上がる階段勾配について。
「屋上への階段は結構きついんですね」
そんなやりとりになり、今回は屋外階段を中止してペントハウス(階段塔屋)を検討することになりました。
こんなふうに模型を活用してもらえれば時間をかけて作成した甲斐もあります。
「こんなふうになるとは思っていなかった・・・」
建物が完成した際、私たちが一番耳にしたくない言葉です。
お客様とイメージを共有するために、建築模型は欠かすことのできないアイテムなのです。となっているのです。
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