おかげさまで創業52年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
皆様、こんにちは。
RCギャラリースタッフの吉川です。
まだまだ残暑厳しいですが、朝夕に空を見上げると高く見えるようになり、
少しだけ秋の気配を感じることができるようになってきました。
今回は私が担当しているRCテナントビルのリノベーション工事の様子をお伝えします。
上は事前調査の様子。
給排水、ガス、電気の各設備業者さんと入念に解体前の打合せをおこなっています。
内部は間仕切りや設備機器は撤去されていますが、天井や床、壁の仕上げは
以前に入っていたテナントさん作られたそのままの状況です。
天井裏や配管スペースを見ると、何度かテナントさんが入退居されたようで
使用している配管と使用していない配管が天井裏に混在して残っています。
今回、オーナーの要望でリノベーションのこの機会に配管関係もスッキリ整理することになりました。
内装仕上げや下地を撤去し、コンクリート躯体むき出しのスケルトン状態にします。
数日後、解体工事が完了した状態がこちら。
天井、壁、床とあらわになりコンクリートの躯体が確認できます。
驚いたことに、南側の左端に小さな窓が現れていました。
これにはオーナーもびっくり。テナントの入れ替わりの中で塞がれていたようです。
でも改修工事ではこうしたことは日常茶飯事。
現場では工事の進捗に合わせて臨機応変の対応と都度打合せを重ねることが大切です。
天井の配管は必要な配管、使われていない配管と順に調べます。
「この配管をなくすことで、天井高を上げられるかな?」
一から設計する新築工事と異なり、改修工事の設計は、既存状況の確認が何よりも重要です。
「これは確か・・・」
オーナーにも同席いただいて、各配管の設置された経緯やルートを確認しているところです。
こうして全ての配管の確認が終わり、いよいよ本格的なリノベーション工事に入ります。
その前に工事の安全を祈願して、現地にて安全祈願祭を催行しました。
「皆様どうか怪我なく安全に作業なさってください」
オーナーから工事関係者にねぎらいの言葉をいただき、一層気が引き締まりました。
今回、数ある建築会社の中から、
「鉄筋コンクリートに長けている三和さんに」と、
リノベーション工事をお任せいただきました。
そのご期待に応えるべく、どんどん進む工事中も関係者が密に連係を取りながら
迅速かつ丁寧な対応をおこなってまいります。
引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。
工事の様子は随時ブログでも紹介してまいります。
※続きはこちらから→ 築38年のテナントビルでリノベーション!・・・レベリングとアルミサッシ取り付け
兵庫・大阪で建てる高品質&デザインRC注文住宅。
「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をRC住宅で叶える。
宝塚・尼崎・西宮・芦屋・神戸の鉄筋コンクリート住宅なら三和建設。