おかげさまで創業52年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
皆様、こんにちは。
RCギャラリースタッフの吉川です。
だんだんと暑さがおさまると云われる処暑が過ぎ
朝夕はずいぶんと過ごしやすくなってきました。
セミの鳴き声も遠のき、道端からは虫の鳴き声も聞こえてきます。
それでも日中はまだ30度を越える日が続いています。
皆様におかれましてはくれぐれもご自愛くださいませ。
今回も西宮市のRCテナントビル・リノベーション工事の様子をお届けいたします。
解体工事も終わり、天井に残っていた設備配管の整理も終わりました。
現場はこれから内部造作工事に入りますが、その前に床仕上げ撤去で凸凹になった
コンクリート床を均一にするため、レベルコンクリート(レベリング)を施工しました。
実際に流し込むレベリングの厚みは1センチ程度で、表面に流し込むと広がって固まり
フラットな床となるのです。打設後の様子がこちら。
見事にきれいに平らになった床のせいか、空間が広く見えるから不思議です。
今回の計画では、廊下側の開口部にコンクリートブロックの壁で塞ぎ、玄関ドアと窓を設けます。
この日はちょうどサッシ屋さんがビル用のアルミサッシを取り付けているところでした。
頑丈そうに見えるアルミサッシですが、固定されていない枠のみではフニャフニャなのです。
取り付けの際に調整して水平垂直を出して仮止めし、アンカーボルトに溶接で固定します。
アルミサッシの場合、「アルミ枠」と「アルミ障子」、それに「ガラス」で構成されています。
木造住宅で使われる住宅用サッシなら、あらかじめアルミ障子にガラスが組み込まれた状態で
現場に搬入されるのですが、ビル用サッシの場合は、ガラス工事はサッシ工事とは別の日に
取り付けられることが一般的です。
こちらの窓は廊下に面していることもあって、防犯ガラスを選びました。
現場は9月中旬の完成に向けて、来週から間仕切り工事が始まります。
あっという間に部屋のカタチが出来上がってくるはず。
完成まで引き続き、工事の進捗をお届けしてまいります。
※前回の記事はこちらから→ 築38年のテナントビルでリノベーション!・・・天井裏は新旧配管でいっぱい
※続きはこちらから→ 築38年のテナントビルでリノベーション!・・・窓も壁も床も、断熱施工で快適性アップ!
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