2018.11.10

神戸のRC住宅改修工事・・・内部造作が進んでいます!

おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

みなさんこんにちは。
RCギャラリースタッフの松田です。

さて、本日も神戸市中央区で進行中の、
3階建てRC住宅大規模改修工事リポートをお届けします。

内部は、すべて解体してコンクリート躯体が剥き出しだった空間が、
壁や天井が出来上がってきて、だいぶ部屋らしくなってきました。

写真右奥には対面型のキッチンが据わります

写真右奥には対面型のキッチンが据わります。
上部の天井が下がっているのは、レンジフードのダクト配管スペースを
確保するためです。

最近では、家族が集うLDKを一番重視して、広く設ける方が多いです。
ただ、広い空間はともすれば単調な空間になりやすく、
「メリハリをつける」という意味でも、天井高さを変えるのは有効な手段です。

RCギャラリー西宮 キッチン
(RCギャラリー西宮)

 

最上階の屋根裏に敷き詰められた断熱材

見上げると、最上階の屋根裏に敷き詰められた断熱材が確認できました。

お客様が今回のフルリノベーションを思い立ったのは、
以前の家の断熱施工がしっかりとなされていなかったから。

せっかくのRC住宅も、断熱施工が不十分だとそのポテンシャルを十二分に発揮できません。
そこで、「これでもか!」というくらい敷き詰めています(笑)

今回の計画では、間取りの変更と併せて、
室内の温熱環境を向上させるための断熱施工を重視しています。

外壁は外断熱工事をおこない、状況によって外部の断熱施工ができない部位には
内側から徹底的に施工しています。

 

アーチタイプの玄関框を採用

こちらは玄関スペースです。
お客様のご要望で、アーチタイプの玄関框を採用しました。

玄関の広さとの兼ね合いもあって、取り付け位置はお客様と現場で
確認していただきました。

 

外断熱パネルの施工が終わり、仕上げとなる塗り作業

室内では、大工さんがフローリングを貼っていました。
採用いただいたのは、私たちのモデルハウスと同じチークの無垢フローリングです。

一般的にフローリングと呼ばれる合板基材の化粧フロアとは異なり、
フローリング無垢材のフローリングは、施工時に注意が必要です。

無垢材は室温や湿気の影響を受け易く、伸び縮みや反りなどの動きがおこるため、
化粧フロアと同じように突き詰めて施工してしまうと、
隣り合うフローリング同士がぶつかりあい、床がふくれ上がることがあります。

そこで、大工さんは無垢材のフローリングを貼る時は、板の間に調整用フィラーを挟みこんで
板間の隙間を確保しています。写真の青い部分がそうですね。

 

外部では、外断熱パネルの施工が終わり、仕上げとなる塗り作業が進められています。

外断熱パネルの施工が終わり、仕上げとなる塗り作業

残念ながら、今は建物全体に足場が掛けられているため全景を望むことはできませんが、
いったいどんな外観になっているのか、本当に楽しみです。

『神戸でのRC住宅外断熱改修工事』

基本性能が高いRC住宅を、本当に価値ある住まいに変える私たちの取り組みを
引き続きご紹介してまいります。

※前回の記事はこちらから→神戸のRC住宅外断熱改修工事・・・家が断熱材で覆われています!
※続きはこちらから→神戸のRC住宅外断熱改修工事・・・3階建ては階段の段数が肝です!


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