おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
みなさんこんにちは。
RCギャラリースタッフの松田です。
1/10は十日戎ということで西宮神社にいってきました。
本堂にお参りし、商売繁盛のお守りとして『福笹』の授与を受けました。
本当に人が多くて少し疲れましたが、
今年も1年頑張るぞという気合いがみなぎっているようで、良い雰囲気でした。
私自身も仕事、プライベート共に充実した1年にすべく、精進してまいりますので、
皆様本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
さて本日は、芦屋市で建築中のマンション現場レポートです。
12月の初旬に着工し、
12月中旬には地盤改良工事を行ないました。
今回はボーリング調査によって出た支持層の深さから、
スリーエスG工法(柱状改良工法)での工事となりました。
スリーエスG工法は(財)日本建築総合試験所の「建築技術性能証明」を取得しており、
公共性の高い施設やマンションなどの建築の際は、この工法を採用しております。
“スリーエスG工法協会HPより引用”
※クリックで拡大します
初日は、設計立会いのもと、ボーリング調査(地盤調査)位置付近で、
支持層(改良体を支持する地盤深さ)の確認を行ないました。
また、ボーリング調査時に採取した土質と支持層の土質に相違がないかも確認します。
地盤改良方法の確定には、支持地盤の強さ(N値)の他に
土質(砂質、粘土質など)も考慮されますので現場確認が不可欠なのです。
支持層の深さ、及びトルク値を確認し、
2本目以降の改良体の管理基準を設定し施工していきます。
トルク値とはねじる力を現した数値で、
この値が大きいほど地盤も固いと判断します。
支持層予定の深さまで改良してもトルク値が基準を満たさない場合は、
基準を満たす数値が出るまで改良をし続けるため、
改良体の長さにバラつきがあっても、硬い地盤まで改良していることになります。
今回は4日間で54本の杭を打ち、杭工事は問題なく終わりました。
現在は、基礎の配筋検査が終わり、型枠を立ち上げている段階です。
今回の計画は、賃貸マンションなのですが、
オーナー様が間取りやデザインにかなりのこだわりを持って
お話を進めていきましたので、7月の完成が楽しみです。
今後も引き続き、現場レポートをお届けしていきます。
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