おかげさまで創業58年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

RCギャラリー西宮モデルハウスには新築、建替、改修など、様々な家づくりの相談が
寄せられますが、昨今は「賃貸併用住宅」をお考えの方からのご相談も増えてまいりました。
本日は賃貸併用住宅を建てる際になぜRC（鉄筋コンクリート）造が適しているのかについて
お届けしたいと思います。

賃貸併用住宅をお考えの方へ、その理由を伺いますと、
「所有している敷地を最大限に有効活用したい。」
「将来を見据えた資産形成を始めたい。」
「将来は子供と二世帯住宅をと考えているが、そうならなかった場合は賃貸にしたい。」
「自らもRCに住みたい。家賃収入を得ながらローン返済に充てたい。」
など、ひとことで「賃貸併用住宅」といっても、家族構成やさまざまな事情によりご要望は
ご家族ごとに異なります。

三和建設ではこれまでの注文建築のノウハウを活かし、きめ細やかなヒアリングを行いながら、
オーナー様のご要望をすみずみまで反映させた「オーダーメイドの賃貸併用住宅づくり」に
取り組んでまいりました。

賃貸併用住宅を考える際に一番のネックとなるのは音やプライバシーの問題ではないでしょうか？
お互いが快適に過ごせる賃貸併用住宅を建てるなら、上下間や隣接間における振動や音の問題を
クリアすることは必須となります。

当社へご依頼のオーナー様に伺うと、戸建住宅と違って住戸間の距離が近い為、
入居者よりもオーナー様の方が入居者に対して気を遣う場面が多く、
お互いにとって快適な住空間を造るために解決したいとの思いでいらっしゃいました。
また、最初は子供と二世帯住宅で住み、その家を子供が相続した後、
空いたスペースを賃貸として貸したいといった場合も、
親子での2世帯住宅とは異なる第三者が住む空間としての設えが必要になってきます。

RC造の場合、固くて重いその躯体には50dBもの透過損失（遮音性能）があります。
外部が「交通量の多い道路」くらいの騒音でも、室内は「静かなオフィス」くらいにまで
音を軽減することができます。
さらに上下階の振動や隣家の生活音なども軽減する効果があり、
まさに賃貸併用住宅を建てるには理想的な性能を備えた構造といえます。

ここまではRC造の防音性についてお伝えいたしました。
次回は将来の用途変更や屋上利用についてお届けいたします。

続きはこちらから→RCで建てる賃貸併用住宅② ～可変性と屋上利用～