おかげさまで創業59年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
RCギャラリースタッフの松井です。
近畿地方も先週ようやく梅雨入りとなりました。
平年よりも2週間ほど遅い梅雨入りで、ニュースでは大雨に警戒するようにと
よく呼びかけられていますね。
このところ通勤通学の時間帯に大雨に見舞われることが多いようですが、
この時期、お出かけの際は雨の備えをしっかりと、交通情報も要チェックですね。
さて、当社三和建設では戸建の注文住宅をベースに、収益用マンションやテナントビルなどの
事業系の建物も多く手がけています。
戸建住宅は木造とRC造、事業系の建物はRC造とS造(鉄骨造)での建築が多く、
創業59年で培ったノウハウを活かし、いろいろな工法に対応できるのが私たちの強みです。
今回はS造(鉄鋼造)で現在施工中のテナントビルの現場より、
S造にて用いられる「ベースパック」という部材についてお話しさせて頂きます。
先日のブログでご紹介した際はまだ型枠も完成していませんでしたが・・・
あれから3週間ほどで基礎の形が見えてきました!
上の写真の赤丸部分、角にあるのが「ベースパック」です。
「ベースパック」は重量鉄骨造の足元となる柱脚に使用する製品で、基礎と柱脚を固定するために使います。
柱脚には、大臣認定工法が多い「既製柱脚」と設計の自由度が高い「在来柱脚」があり、
「ベースパック」は、この「既製柱脚」のひとつです。
※大臣認定工法・・・建築基準法第の規定に基づき国土交通大臣より認められた工法
「既製柱脚」のベースパックの特徴としましては、
大臣認定工法のメーカーによる責任施工で、既に製品の仕様が決まっているため、
オーバースペックになったりしますのでコストは嵩みますが、管理者側からすれば、
施工のしやすさもあり、安心度の高い工法となります。
旭化成HPより引用
「在来柱脚」に関しましては、設計の自由度が高く基礎の形状も小さく計画出来たりと
比較的コストを抑えることが出来るのが特徴です。
上の写真は、三和建設の本社2階に展示している構造模型です。
(木造やRC造の構造模型もご用意していますよ。)
既製柱脚、在来柱脚それぞれ一長一短がありますので、
それぞれの柱脚のコスト面、安全性、施工性、建物規模、施主の考えなどを考慮し、
建物に最適な柱脚を選択することが必要です。
安心安全な建物にするための要の部分なのですが、なかなか専門的な分野になるかと思います。
ぜひ長年のノウハウを持つ三和建設の技術者たちにお気軽にご相談ください!
兵庫・大阪で建てる高品質&デザインRC注文住宅。
「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をRC住宅で叶える。
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