おかげさまで創業59年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
RCギャラリー西宮スタッフの松井です。
先週より、各地で続々と梅雨明けの発表がありました。
ここ西宮市(近畿地方)もこの日曜日に平年より2日遅い梅雨明けとなりました。
さぁここからが夏本番・・・。観測史上、一番の暑さになるといわれている今年の夏ですが、
文明の利器(携帯用の扇風機やネッククーラー)と昔からの知恵(打ち水やすだれ)を駆使しながら
何とか元気に乗り切ってゆきたいものですね!
さて近年では、熱中症予防の為に「我慢せず、適切にエアコンを使いましょう。」と呼びかけられて
いますが、先日、RCギャラリー西宮モデルハウスの事務棟スタッフルームのエアコンから水が噴き
出す事象が起こりました。
「え、今?! この時期のエアコン不具合は勘弁して・・・。」
ドレン管の詰まりか室内機のホコリによるものかと思い、
少し様子を見ていましたが、数日後に再度同じ事象が発生しましたので、
まずは、外部のドレン管を触ってみました。
そこで登場するのがこちら↓のポンプです。
このポンプをドレンホースの先に付けてハンドル部分を押したり引いたりすることで
汚れなどを吸い出し、詰まりを解消してゆきます。
この処置以降、今のところ水漏れもおさまっています。
ただ、お客様からも同じような事象でのご相談が、この夏は多発しておりまして
湿度との関係もあるのかと思います。
賃貸マンションのこちらのお宅では、↓こちらの部分から水が出ていました。
3ヶ月前にエアコンの清掃を業者さんに依頼されたそうですが、
裏側にはホコリが残っており、それが原因かどうか定かではありませんが、
ドレンパン(エアコンの内部にあるトレイ。室内の空気を冷やす過程で発生する水分(結露)を受け取る。)
の水が溢れて、落ちてきたようです。
余談ですが、お引き渡しして2年ほど経過したRC造の賃貸マンションで
「キッチンの換気扇を回すとエアコンからポコポコという音がする」との相談も数件受けております。
昨今のRC造住宅においては、気密性が向上しており、24時間換気の吸気口を掃除していないと
空気の入り口が排気に追い付かず、エアコンのドレン管から空気を引っ張り、
そのような音がする事象があります。
そこで登場するのが↓こちら商品、
因幡電工さんの「ルームエアコン用 消音/防虫弁 『音止め(おとめ)ちゃん』」。
ドレン管の先に付けるとネーミング(おとめちゃん)通り、音がとまります。
2024 因幡電工総合カタログ P5-4より引用
商品サイトの説明では「屋内外の気圧差でおこるドレンホースからの外気逆流によるポコポコ音を抑制します。
また、虫の侵入や外気の侵入を抑制します。」との事でした。
取付箇所は室内機から1m以上低い位置との事。
下の写真はモデルハウスの室外機とドレンホースですが、
もしこちらに取り付けるとしたら、配管カバーから出ている赤の矢印部分になるでしょうか。
エアコン必須のこの時期に水漏れなどが起こると焦ってしまいますが、
こちらの記事が参考になりましたら幸いです。
暑い中、外での作業ともなりますので、無理せず業者さんへの相談もあわせてご検討くださいね。
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