おかげさまで創業59年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

私達の鉄筋コンクリートモデルハウス「RCギャラリー西宮」には
「家を建てるならRCで建てたい！」とお考えの方々が日々ご相談にいらっしゃいます。

明確なご希望と目的を持って家づくりに臨まれ、いずれも個性溢れる邸宅が完成しています。
RC住宅を選択されるオーナー様は階段にもひとかたならぬこだわりをお持ちの方が多く、
リビングや玄関ホールの階段の造形美にはいつも魅了されます。

各階を昇降するために必要な階段ですが、デザインやこだわりを形にする事でインテリアとしての
存在感を創り出します。
本日は注文住宅ならではのデザイン階段についてお届けしたいと思います。

階段のタイプには主に以下の4つがあります。
直階段：まっすぐに昇降する階段
回り階段：進行方向が途中で変わり向きが変わる部分に踏み板がある階段。
カネ折れ階段：途中で90℃に折れ曲がり踊り場がある階段
折り返し階段：コの字型で踊り場がある階段

では実際に建築した実例の中で階段のこだわりを見ていきましょう。
まずは、鉄骨階段からご紹介いたします。

イナズマ型のササラ桁のカネ折れ階段です。
階段の桁部分が稲妻のような形をしているのでこのように呼ばれています。

フレームが鉄骨（スチール）、踏板が木製（集成材）となります。
リビング内に配置されていて、ひときわ存在感を放つデザイン階段です。

次はイナズマ型の力桁（ちからげた）の回り階段です。
力桁とは、階段裏中央に配した桁で踏み板を支える構造の階段です。
壁面に溶接で取り付けられたスチールフレームを受金具となる力桁で固定しています。

階段フレームが鉄骨（スチール）、踏板が木製（集成材）となります。
同じ鉄骨フレームでもササラ桁と力桁では造り方も印象も変わりますね。

2番目にご紹介した、イナズマ型の力桁（ちからげた）の回り階段は
RCギャラリー西宮モデルハウスでご覧になれます。

宙に浮いているように見える華奢な階段ですが、実際の造りはどうなっているのか？
デザイン階段をお考えの皆さま、ぜひ参考にご見学にいらしてくださいね！

次回は「RC（鉄筋コンクリート）の家　階段をデザインする～RC階段編～」
をお送りいたします。どうぞお楽しみに！

続きはこちらから→RC（鉄筋コンクリート）の家　階段をデザインする～RC階段編～