おかげさまで創業59年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

先日のブログ「RC（鉄筋コンクリート）の家　階段をデザインする～鉄骨階段編～」続きです。
階段の土台自体が鉄筋コンクリートで造られた階段をご紹介いたします。

コンクリートの構造躯体と一体で造る回り階段です。

階段の土台はRC（鉄筋コンクリート）で踏板は石材です。
下地がコンクリートなので石材との固定も強固となる為、踏み心地も安定します。
石張り仕上げに重厚感が伺え、デザイン性と安全性の双方を兼ね備えた仕上がりとなっています。

こちらも同じくコンクリートの構造躯体と一体で造られた回り階段です。

階段の土台はRC（コンクリート）、踏板は木製（集成材）です。
コンクリートの構造躯体で階段の土台を造りますので形状の自由度が高くなります。

階段の踏板をコンクリートで形成し、片持ち形状で造った独特のデザインの直階段です。

階段の土台も踏板もRC（鉄筋コンクリート）一体型で造られた「魅せる階段」です。
洗練されたシンプルな見た目とは裏腹に、施工難易度がかなり高く、コストも相応に必要となります。

こちらは番外編になりますが･･･。
RC住宅の玄関の吹抜けに造られた、木製の回り階段です。

階段の土台は木造で、踏板は木製（集成材）です。
クールな見た目のRC住宅に一歩足を踏み入れると、ぬくもりを感じられる木目の階段が迎えてくれます。
格好良さと快適さを併せ持つ空間に仕上がりました。

コンクリートの構造躯体で創る階段は個性が溢れ、インテリア性も上がります。
そして価値観はお客様ごとにさまざまで、デザイン性、安全性、耐久性など、一邸ごとに求めるものは
異なります。ぜひRCの家づくりの過程で設計士に思いを伝えてみてください。きっと個性溢れたデザイン階段が実現しますよ！

前回の記事はこちらから→RC（鉄筋コンクリート）の家　階段をデザインする～鉄骨階段編～