おかげさまで創業60年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
RCギャラリー西宮モデルハウスのある西宮市夙川周辺でも、先週より桜が見ごろを迎えています。
今年の桜は寒の戻りのせいか長持ちするのではといわれていますが、天気予報では週末に雨の予報も。
お花見は早い方がいいかもしれませんね。

さて、春まだ浅い3月初旬、当社「株式会社三和建設」の創業60周年を記念して
「60周年記念旅行」が開催されました。
総勢65名、定休日を利用して前半組と後半組に分かれて、2泊3日の沖縄旅行となりました。

3日間ともあいにくの天気でしたが、関西の海とは違って上空からも透けるような青が
とてもきれいで、「ああ、沖縄に来たんだなぁ~」とこれから始まる沖縄旅行に気分が
盛り上がります!

到着してすぐバスで移動、昼食の沖縄そばをいただいてそのまま「首里城」へ向かいました。
首里城の明確な築城年はわかっていませんが、琉球王国が成立する以前の14世紀末ごろまでに
創建されたと言われています。
過去に5度焼失しており、記憶に新しいところでは2019年10月31日に正殿など7棟が全焼。
2026年秋の完成を目指して、現在も修復工事が続けられています。
まずは、首里城の入り口に立つ楼門、守礼門へ。

ガイドさんによると、守礼門の下は左側、真ん中、右側と3か所、通るところがあるのですが、
真ん中は身分の高い人しか通れなかったのだそう。
せっかくだから・・・という事で、みんなでワイワイと真ん中を通って入っていきました。
数々の貴重な世界遺産や重要文化財を見ながら、正殿へ向かいました。

(写真時計回りに)
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
国王が各地に視察などに出かける際、安全祈願をした礼拝所。
↓
歓会門(かんかいもん)
城郭内へ入る第一の正門で、「歓会」とは歓迎するという意味。
↓
瑞泉門(ずいせんもん)
第二の門で、「瑞泉」とは「立派な、めでたい泉」という意味。
門の手前右側にある「龍樋」の水は王宮の飲料水として使われていたのだそう。
↓
漏刻門(ろうこくもん)
第三の門で、「漏刻」とは中国語で「水時計」という意味。
↓
広福門(こうふくもん)
第四の門で、「福を行き渡らせる」という意味。チケット売り場となっています。
中に入ると、正殿へ入る前の広場「下之御庭(しちゃぬうなー)」があり、
その一角には首里城公園内にあるパワースポットのひとつ「首里森御嶽(すいむいうたき)」
と呼ばれる礼拝所がありました。早速あやかります(笑)。


そして最後の門、「奉神門(ほうしんもん)」(神をうやまう門の意)を抜けて正殿エリアへ到着。
現在、修復中の正殿は雨風や埃から守るための建物「素屋根」ですっぽりと覆われています。
正殿にあわせて3階建てとなっている見学エリアからは、復元工事の様子リアルタイムで
見ることができました。

3F、ガラス越しに覗く修復中の屋根の様子がこちら。
木材倉庫と素屋根を連結させ、加工した木材を直接、建築現場に運び込めるようになっているそうです。

完成した正殿を見ることはできませんでしたが、修復中の現場は今しか見ることができない、
まさに「構造見学会」のようなとても貴重な体験でした。
その後は再びバスに揺られて約40分、「美浜アメリカンビレッジ」へ。

沖縄とアメリカの文化が融合した異国情緒溢れるリゾートタウン。
元は米軍の飛行場跡地で、隣接する海岸の埋め立て地に建設されました。
ちょうど、卒業旅行や修学旅行シーズンと重なったせいか、多くの若い人でにぎわっていました。

街中がフォトスポットともいえるほど色鮮やかな建物が特徴的。
早速おみやげを買ったり、行く先々で写真を撮ったり・・・。思い思いの時間を過ごしました。
この日の夜は「三和建設60周年記念パーティー」が開催されました。
パーティーの合間には三線ライブ&伝統エイサーが開催されました。
楽しいおしゃべりや会場の掛け合いと共に
「オジー自慢のオリオンビール」 ♪BIGIN
「涙そうそう」 ♪夏川りみ
「島人ぬ宝」 ♪BIGIN
などなど、みんなもよく知っている沖縄ソングを交えながら楽しく盛り上げてくれました。

エイサーは、旧暦のお盆(沖縄のお盆は、旧暦7月13日〜15日の3日間)の最終日に
ご先祖様をあの世へ送り出す念仏踊りで、沖縄を代表する伝統芸能の一つなのだそう。
普通に持っているだけでも重たそうな、大きな太鼓を持ってジャンプする姿は迫力満点でした!
獅子舞いも登場!
旧暦の6月から8月にかけての旧盆や豊年祭に舞われる伝統芸能である獅子舞い。
1頭の獅子を二人が操っているのですが、動きが俊敏かつ滑らかで、ちゃんと「1頭」に見えるのは
さすが熟練の技ですね。
そんなこんなで、沖縄旅行1日目は無事終了。
早朝から飛行機に揺られ、疲れてくたくたな人は就寝。
まだまだ飲み足りない人は、普段なかなか会えない部署の人どうし、引き続き交流を深めたのでした。
2日目は自由行動。
那覇の方へ行く人もいたようですが、宿泊先に近い、名護市周辺を観光した人が多かったようです。
筆者が同行させてもらったグループでは、美ら海水族館に行きたい人が多かったので、
沖縄北部エリアの本部半島(もとぶはんとう)を中心に観光しました。

まずは「美ら海水族館」。
雨で予定変更した人が多かったのか、平日ながら大勢の人でにぎわっていました。
世界最大級の水槽で見るジンベエザメはやはり圧巻でした!

そして昼食後、100年前に防風林として整備された散策スポット「フクギの並木道」を駆け足で通り抜け、
名護市の屋我地島(やがじしま)と古宇利島(こうりじま)を結ぶ、全長1960mと沖縄本島周辺では
最も長い橋「古宇利大橋」を渡り、古宇利島の「ハートロック」に到着しました。
実は今回の旅行中で最も雨風が強かったのがこの時間帯・・・。
数名、ずぶ濡れになりながら果敢に砂浜近くまで降りて行き、やっとの思いで撮ったハートロック。
強風の中、がんばって砂浜まで降りて撮影した人、途中、水たまりにはまって靴が水没してしまった人
などなど、思った以上の足元の悪さでしたが、なんとか皆、無事生還。
筆者は後から知ったのですが、恋愛のパワースポットだったのですね。
こんなに苦労して行ったのだから、ご利益があってほしいものです(笑)。
そして古宇利島を後にして一行が向かったのは、琉球ガラスの制作体験ができる施設、「森のガラス館」。
琉球ガラスのグラス造りを体験させてもらいました。

一歩足を踏み入れると、色とりどりの琉球ガラス製品が。
300種類以上の製品があり、みんな家族や友人へのおみやげ選びに迷いに迷っていました。
職人さんにサポートいただきながら3つの工程を経てグラスを造りました。
森のガラス館 手作り体験
①吹き竿の先に着いた熱々のガラスを足元に置かれた金型にはめ込み、一気に息を吹き込みます。
②吹き竿とくっついているのはグラスの口の方なので、反対側をポンテ竿と呼ばれる竿に付けて
吹き竿から切り離し、口の方を再び熱します。
③左手で竿をくるくると前後に回しながら、右手で「ハシ」と呼ばれる工具を使ってグラスの口の部分を開けてゆきます。
最後はキメ!のポーズでひとりひとり記念撮影しました。
あっという間の2泊3日の沖縄旅行。
いつもと違う場所、体験を通して大いにリフレッシュさせていただきました。
いろんなハプニングもいい思い出です(笑)!
また70周年・・・100周年目指して、お客様に幸せと安心をお届けする家づくりに力を尽くしてまいります!

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