おかげさまで創業60年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
昨日で大阪・関西万博が閉幕となり、184日間の会期が終了しました。
終盤はチケットを持っていても入場予約が取れないほどの大盛況で、惜しまれつつの閉幕でしたね。

ちょうど万博の閉幕とバトンタッチするかのように、来週以降ようやく秋の空気が感じられる気候と
なりそうです。今週あたりから、少しずつ衣替えの準備をしてもよさそうですね。
さて、本日はRC(鉄筋コンクリート)のデザイン住宅というテーマで、お届けしたいと思います。
RC(鉄筋コンクリート)住宅は「地震に強くて、耐久性が高く長く住める。」
という、建物の性能面がクローズアップされる事が多いのですが、
昨今では、デザイン性の面でも大きな進化を遂げています。
もともと自由な造形が得意な鉄筋コンクリート造。
本日は、実際の施工事例を交えながらRC住宅の最新デザイントレンドをご紹介します。
1.ミニマルデザイン × 打ち放しコンクリート
「ミニマル」・・・量だけでなく、質的な側面を含んだ「最小限の」「可能な限り少ない」状態。
無駄を削ぎ落としたシンプルな外観は、RCの打放し仕上げならでは。
直線的で洗練されたデザインに機能美が感じられます。


夜、照明に照らされると、さらに美しい陰影が浮かび上がります。
ライトの角度を工夫すると、平滑な壁面にシンボルツリーの影などが映り込み、
唯一無二の風景が創り出されます。
2.自然素材との調和
無機質で「冷たい印象」を持たれがちなコンクリートも、木材や石材と組み合わせることで
温かみのある空間に仕上がります。
下の建築実例では、無垢材のフローリングとコンクリートの壁を融合させ、モダンさと落ち着きを
兼ね備えたリビングが完成しました。


こちらは西宮市にある鉄筋コンクリートモデルハウス「RCギャラリー西宮」の玄関。
チーク材の無垢フローリングに、杉板型枠を使用したRC壁と土佐しっくいの塗り壁で構成されています。
土間のレンガタイルとチーク材の色味が暖かな空間を造り出していますね。
3.大開口のリビングと外部空間のつながり
RC(鉄筋コンクリート)の壁式構造では、5~6mのスパンを取る事が可能です。
その強靭な構造を活かした大開口により、リビングと庭が一体となった明るく開放的な
アウトドアリビングが実現できます。
家族の集まる場所として、また非日常が感じられるリラックス空間として、
心地よさを重視した空間となります。


4.屋上スカイテラス
限られた敷地でお庭が取れないという場合も、屋上を活用することで庭として使えるスペースを
確保する事が可能です。
こちらの事例では、バーベキュースペースとさまざまな植栽を組み合わせ、都会にいながら
自然を感じられる空間を実現しました。休日には家族や友人が集まる特別な場所になります。


5.インダストリアルスタイル
シンプルで機能的な雰囲気が特徴のインテリアスタイル。
当社実例では、打放しのRC壁と鉄骨階段の組み合わせにより多く見られるスタイルです。
コンクリート打放しの壁は、仕上げを施していない素材そのものの質感を活かし、
鉄骨の階段は、重厚感と機能性を併せ持つアイアン素材をそのまま使用する事で、
RC住宅によく合う、クールで洗練されたインダストリアルな空間に仕上がります。


本日はRCデザイン住宅について、当社の建築実例を交えてご紹介しました。
RC住宅は、強さや耐久性だけでなく「デザインの自由度の高さ」も魅力。
「打ち放しの無骨さを活かす。」
「木や石など自然素材と組み合わせる。」
「大開口で光と風を取り込む。」
「インダストリアルデザインで個性を出す。」
これらの要素を組み合わせることにより、暮らしやすさと美しさを両立した住まいが実現します。
当社では、お客様のライフスタイルに合わせたRC住宅デザインをご提案しています。
施工事例の見学やご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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