おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
営業の松井です。
明け方、大きな揺れを感じて目を覚まされた方も多かったのでは?
震源地は伊予灘。地震の規模はマグニチュード6.2との事。
愛媛や広島では震度5を記録しましたが、
関西では震度2、3の地域が多かったようです。
「災害は忘れた頃にやってくる」
今回の地震は南海トラフとは関連が無かったようですが、
これを機に、もう一度ご家族で防災対策を話し合ってみるのもいいのでは
ないでしょうか?
住宅建築業界に従事して、早10年が経ちました。
その間、年齢やご職業など幅広くいろんなお客様の家創りに関わってきました。
また立地条件もさまざまで、一見建築が難しいような土地も、
敷地調査から提案、お引渡し、ご入居後のお客様の声に至るまで、
幅広く経験してきたことは、私の中で大きな財産となっているのです。
今回提案中の案件は、JRの線路敷に面した敷地での計画です。
お客様が一番に気にされているのは、やはり、「音」に関すること。
三和建設のある宝塚市内には、JRと阪急電車が走っていて、
木造、コンクリート造に限らず、こうした線路際でこれまでも数多くの住宅
を建築させていただきました。
過去に実施した対策や、実際にお住まいされているお客様の声をもとに、
今回も遮音や振動への対策部材を提案しているのですが、
まずは建築前の敷地で、実際にどのくらいの騒音なのかを
騒音測定器を用いて計測してみました。
現地に立つと、約80m離れた片側一車線の国道からも車の走行音は聞こえてきます。
計画中の間取りを参考に、線路側の部屋(線路から約9m)、少し離れたリビング
(線路から約16m)の場所で計測を実施。
その結果、電車が走っていない時は44~46dB、電車通過時が74~76dBでした。
騒音レベル表を見ても、「うるさい」と感じる騒音レベルですが、
実際には振動や風圧もあって、体感的にはもっと大きな騒音にも感じました。
参考までに、エンジンを止めた車内でも測定したところ、
電車が走っていない時が32dB、電車通過時が50dB。
電車通過時の騒音は、車の窓ガラスだけでも約24~26dBは低減されます。
ちなみにマンションの居室を例に、室内の騒音レベルにおいて建築学会が推奨する
好ましい性能水準は35dBとされています。
これから建築が始まりますが、「自分たちの取り組みがどれほどの数値に現れるのか?」
完成まで数回の騒音測定を実施する予定です。
※続きはこちらから→とことん実証!騒音測定の巻-其の②-
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