おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。営業の沖田です。
鉄筋コンクリート住宅「屋上のある家」の内部では、仕上工事が始まっていました。
躯体のコンクリート部分がむき出しで、スケルトンの状態ですが・・・
外壁に面する壁の内側には、コンクリート打設時に一体で打ち込んだ薄緑色の断熱パネル
が見えます。また室内のコンクリート壁や床で、外気の影響を受ける部分(熱橋部分)にも
オレンジ色の断熱材を貼り、より一層断熱性能を上げているのです。
2階では大工が窓枠の取り付け作業中でした。
コンクリートの型枠を外した直後では、外壁側の内壁はコンクリートと一緒に打ち込んだ
断熱材で覆われていますが、窓開口部の内側にはコンクリートがむき出しのままです。
ほんの少しの部位ですが、むき出しのまま放っておくと結露の原因になります。
そこでこの部分には発砲タイプの断熱材を吹付けて断熱補強をおこなっています。
スプレー式で吹付けるのですが、泡のように発砲するので、かなり凸凹しています。
ですので少し余分に吹付けておいて、固まると余った断熱材を切り取ります。
そして窓枠の取り付け。
これで窓開口周りもしっかりと断熱施工ができました。
この後、窓台を取り付けます。
部屋の片隅には、ポツンと白いボックスが・・・
これ、なんだかお分かりですか?
じつはこれ、ユニットバスなのです。
木造住宅と異なり、鉄筋コンクリート住宅の場合は先行してユニットバスを組み立て、
その後周囲の間仕切り壁を施工します。
天井にタコの足のように配管されたダクトは、24時間計画換気用です。
コンクリート住宅では躯体が出来上がってから、こうした設備配管の開口を壁に
開けることが不可能なため、機器の設置場所や配管ルートは設計段階で
綿密に計画しておかなければなりません。
いずれも出来上がってしまえば、隠れてしまう部位ですが、コンクリート住宅の
プロとして、こだわりを持って取り組んでいます。
※前回の記事はこちらから→「屋上のある家」建築中 ~屋根の上から見た景色
※続きはこちらから→「屋上のある家」建築中 ~LGS工事のある家
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